青い物語
由良



 寂しがりや。


あのね、わたしお引越ししたの。
お部屋がとっても広くなったの。
床だってツヤツヤのすべすべで、壁も真っ白なのよ。

自慢。















ウチの馬鹿犬がとってもうるさかったのですね。
引越しの準備してる(まだ引っ越してない)ときから、荷物を運び出すたびにわんわんきゃんきゃん。
散歩に連れて行ってやっても、3歩進んで後ろ振り返る勢いで(いや、本当に)
置いてかれやしないかとかなり不安だったご様子。
馬鹿ねぃ。
・・・・・・・本当に置いてってやろうか。
とかちょっとだけ思いながら、車に乗せて無事引っ越してきたら

またうるさい。

てか、何だか前以上の騒音ぐあい。
♂のくせになんだか女々しい甲高い鳴き声だすのです。
ひゅんひゅんひゅん・・・・きゅーん
みたいな。
ウチの犬知ってる方にはわかっていただけると思う(笑
なんでこの馬鹿犬はこんなに馬鹿で阿呆で寂しがりやなんだろ。
犬は飼い主に似るって言うけど誰に似たんだか・・・・・・・・・・・



















もちろん私さね。(ぇ、飼い主だったん!?

荷物とか出したら慣れるかなとか思ってたんだけど、やっぱ駄目。
なんか不安、なんか落ち着かない。
外の世界が全然わかんない。
自分だけ隔離されてるような感覚。
一人ぼっち、ぽつん。
・・・・・
・・・・・・・・・。

・・・・・・さみしいよぉ〜(泣







でも精一杯の強がりで、そんなこと考えないようにして
実際、一人になれる場所なんてなかったから落ち込むこともできなくて
なんかそのまま流されていくように時間がすぎて
眠りにつく前。
新しい自分の部屋、ベットの中に入って電気を消そうとして
天井が高い。真っ白
部屋が広い。ガランとして、何もなくて、何の音もしない。

寂しかった。本当に。
自分しかここにいない気がして、
でもちゃんとそんなことないってわかってるけど。
つながってるって感じたかった。信じさせて欲しかった。

うかつにも
もし、彼氏君と別れてなかったら
今すぐに電話して、声が聞きたいのにって
気弱なこと考えてしまったりー


夢にね、○川端のメンバーがいっぱい出てきたの。
主に、私の家の周辺の人達かな。
起きてビックリした(笑
自分もうホームシックかよ〜
てか、やっぱこんなにも愛着あったんだねって
あたりまえだけど。うん、でも忘れてたかも。


去る人より、去られる人のほうが辛いんだって。
そーゆーものかも。
でも、寂しさだっていつかは薄れるし。
いつか、居ないとゆうことが当たり前の生活になってく。
それが、一番寂しいことかもしれないけど。

私が、あの町の人に忘れられたって
私は、あの町と、あの町の人たちのこと
ずっと忘れない。

2003年04月04日(金)
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