on a wall
亜栗鼠



 私のサイズ

朝まで眠れず、ただただ旦那様の帰りを待っていた。
「なるべく早く帰って来るから。」と言ってくれてはいたが、無理して旦那様にもしものことがあったら、哀しいどころの騒ぎじゃない。
ここ最近、かなり不安定な状態が続いていたので、旦那様も心配してくれていた。
心配してくれていることは充分感じていたので、旦那様は必ず帰ってくるから、どんなに苦しくなっても、旦那様が帰って来るまでは良い子で待っていよう。と思って。

息の根だけは止めないように、自分で縛ってもいいから。
と、自縛の許可までくれた。
自縛の仕方のサイトも見たけれど、ご主人様の息がかかっていなければ、縛り方なんてどうでも良かった。
全く興味が湧かない。
ただただ、ぐるぐる巻きに締め付けられたかった。
縄を手に取ってみたけれど、今の私は限度を把握出来る状態ではない。
危険な状態になりそうな程に締め付けてしまいそうな気がした。
私は、縄を戻した。

薬を飲んで眠ってしまいたかった。
妊娠の可能性が無ければ、迷わず薬の力を借りていた。
けれど、それは出来ない。したくない。

ネットを徘徊し、オルゴールの静かな曲を聴きながら、なんとか朝までやり過ごす。


9時頃、目の下に大きなクマを作った旦那様が帰って来た。

少し気持ちを抑えたつもりだったけれど
やっぱりご主人様の帰りを待ちわびた犬
嬉しくて嬉しくて尻尾を振る

全裸になると
カラダが固まり始める
目の前で準備される縄
縄を見つめる
ご主人様の顔を見つめる

ドレッサーの鏡に映る自分のカラダに
縄が巻き付けられていく
初めて全身に巻き付く

「これでこの縄は亜栗鼠のサイズになった」

縄にハサミが入れられる


ご主人様の縛り方
キツク
キツク
締め付けられて
絞られた胸に触れられて
快感と共に涙が溢れる

ベルトで打たれ
痛みに襲われる度
嬉しくて
嬉しくて
歓喜の悲鳴をあげる

嬉しくて
嬉しくて
膝まで流れて糸を引く

何度も何度も打たれて
嬉しくて
嬉しくて
泣いてる私は

狂っている


こんな私で興奮してくれている
愛しいご主人様をお口に含んで
安心する

私の中に
いっぱい感じて
いっぱい貰って

私は幸せ

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2003年01月11日(土)
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