on a wall
亜栗鼠



 恒例行事

「あんなイイ女は作れない。」

貴方のその言葉は
少し悲しくて
少し嬉しかった。


彼女は作れはしない。
誰にも彼女の代わりは出来はしない。
彼女は彼女なのだから。
例えこの世からいなくなったとしても
彼女はただひとりしかいない。

そう思えた時、
私の中で何かが変わった。
もう、誰かの変わりになろうとするのは止めようと
そう思えるようになった。


今年から止めたという貴方の恒例行事
恒例行事を少し変えませんか?
今年からは、毎年この日、彼女の話をしませんか?


哀しそうだった貴方の表情が
ほんの少し優しくなったような気がした。


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2002年12月29日(日)
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