on a wall
亜栗鼠



 またまた暴力奴隷

昨日、あんなに怒っていたのは
「まだ忘れられない」
と言われたからじゃない。
そんなことは解かってるつもり。
「忘れなくていいんじゃないかな」
と言ったのも私だし。

それでも私を見てくれている。
私を愛してると言ってくれる。
「人生をかけて育てたい雛型を見つけた」
と言ってくれた。
「これから先の人生、二人で歩いていこう」
と言ってくれた。

それを全て覆してしまうような言葉
あまりにも哀しい言葉


「叩きな。」
と言われて
本当に思いっきり彼の頬を打った。

「痛い・・・M女を叩く時でもこんなに強くは叩かないよ」
と言われちゃった。
だって、本当に思いっきり叩いたんだもん。
私の手も痛かった。
手が痛いと云うより、
心が痛かった。
彼の頬を打って、しがみついて泣きじゃくった。

そして、
ひとつの約束。


お互いに、この痛みは忘れないはず。


笑顔が戻ってきた。

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2002年07月03日(水)
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