| 2003年10月27日(月) |
君がおとなになった頃 |
本屋で小説を書くためには、みたいな本があって(けっこう売れてるみたい) なんとなく読んでいたら、書き出しを決めてから書くとあって。 例えば「20才で人生で一番綺麗な物を語るのは早すぎる」と書いてその続きを書いていく、とあった(うろ覚えですが) そんなわけで、今回は書き出しを決めておいて書いてみようかなと
君が大人になった頃、私は何歳かわからない。 いつまでも子供みたいに暮らしてるかもしれないし 死んで、あの世で楽しくやってるかもしれない。 君が今のあたしと同じ年齢になったら、今のわたしより大人かもしれないことは 確かで。 私のじいちゃんは、いつまでも子供みたいな人で 君のお母さんの結婚式に言った時に、 みんなに、似てると言われたんですよ。 だから、いつまでも子供みたいに大人をやってるかもしれないですね。 君が大人になった頃、君に怒られてみたいです。 「もうおばさん子供」とか怒られて「あんたの曾爺ちゃんもこんなんだったんだよー」と言い返してみたい。
と、私より年下の従姉妹が結婚しまして、子供を産んだんですよ。 結婚式で「死んだじいちゃんに見せてあげたい」って言ってたら みんなに「あんたたちは似てたもんねー」と笑われたのです。 結婚した従姉妹も、無邪気姉たちに「もう!」って怒る子で 大人になって、一人前の口の利き方できるようになったら、 あたし、きっと怒られるじゃないかと思ってね。
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