29号の日記
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| 2005年03月20日(日) |
延辺・クルセイダーズ |
今日は半額券で借りたビデオを返す日。結局、「ヘンダーランド」ばかり繰り返し観ていて、もう一本のビデオ「クルセイダーズ」(=十字軍)をまだ全然観ていなかった。今日は昼間12時前頃起き、ざっと部屋を掃除した後、昼間、用事があった。
横浜の桜木町まで帰ってくる頃には、腹が減ったので、前々から一度行ってみようと思っていた、羊肉串(シシカバブ)の店「延辺」に入ってみた。店名は、北朝鮮の北隣に位置する、旧満州の「延辺朝鮮族自治州」から採ったものだろう。 入りなれない店で、恐る恐る、まず店の外から中を覗いてみる。中はテーブル席ばかりで、カウンター席はなさそうだ。日本語が通じるかどうか、店員は親切かどうか、すべてが不安だったが、気付いた女性店員が、何名様でしょうか、笑顔&日本語で話しかけてきた。 「一名ですけど大丈夫ですか?」 と聞いたらOK。 予想以上に、店内は清潔で、店員は親切だった。(この手の店にはしばしば、完全に在日同胞相手の商売をしていて、日本人にアンフレンドリーなところがある。) ただ、メニューは漢字オンリーで、日本語の説明はなし。 店員に、「飲み物はどういたしましょうか」と聞かれたので、原付なので、アルコールはいらない。食べるだけと伝える。主目的は「羊肉串」だが、それだけでは主食がないので、主食にあたるものでお勧めはなにかと尋ねると、「玉米麺」とのこと。玉米とは中国語でとうもろこしのことである。とうもろこしで作られた麺など食べたことがないが、好奇心が沸き、主食はそれを頼むことにした。 まもなく、サービスで、キムチとナムル、それに、豆の煮付けが出された 。それらを食べ終わる頃、羊肉串と玉米麺がやってきた。羊肉串はあらびきの唐辛子粉が、まるでパン粉をまぶしたように全体にまとわりついている。そして、いわゆる「焼肉のタレ」はなく、小皿にはあらびき唐辛子粉末・ごま・芹科植物の種と思われるスパイスが盛られている。聞くと、これがタレの代わりだという。 恐る恐る小皿に肉をつけて食べてみると、真っ赤な割には、意外にもマイルドな辛味。肉は期待通り、クセが強く、嫌いな人は多分嫌いだろう。 玉米麺の方は、とうもろこしで作られている割には意外にもツルツルしている。具沢山でこれもいい感じ。 その後21時少し前に帰宅してからも、21時からの「新シルクロード」など観て、その後風呂に入った為、「クルセイダーズ」を観始めたのはようやく、いつもだったら10チャンの「宇宙船地球号」、引き続いて4チャン「世界遺産」をのんびり観ている筈の11時から。 元来は3時間以上に渡る長編もののビデオだそうだが、俺が借りたのは2時間もの。当然、途中途中で急に場面が展開する。日本語版しかなかったので日本語版を借りたのだが、俺の日本語ヒアリング力に問題があるのか、聞き取れない箇所などもあり、話の流れを完全に理解したとは言い難い。 一応、キリスト教徒側からの支店で描かれているが、ひと世代前の「聖地奪還万歳」的なノーテンキなものではなく、聖戦の名の下に行なわれた、意味の乏しい殺戮と略奪をそれなりにキチンと描いている。 しかし、途中で救ったユダヤ教徒の娘が、助けた十字軍戦士(3人の主人公のうちの一人)と恋に落ち、結ばれるという結末はどうかねえ、と疑問を感じずにはいられない。結婚するということは、自らの信じるユダヤ教を棄ててキリスト教に改宗した筈で、(その証拠に彼女は、それまでかぶっていた、ユダヤ教徒の印である、つばのない小さな帽子を、結婚後かぶっていなかった。)例え恋があろうが愛があろうが、ユダヤ教徒がそんなに簡単に自らの信仰を棄てるとは考えにくいのだが、そこらへんは、恐らくキリスト教信者達によって作られたと思われる、この映画の限界なのであろう。
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