29号の日記
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先週末、蔦屋でレンタル半額セールだったので、前々から観たいと思っていた、「ウォリアークイーン」を借りてきた。 世界の辺境ブリタニア(=現英国本土 大ブリテン島)のいくつもの原始部族のひとつが、植民地政策を採る古代ローマ帝国に抵抗して戦う物語である。 観終わって、「なんかねえ、悪いけど、これじゃ、植民地にされても文句言えないよ」が率直な感想。正直、どこまで史実に忠実なのかも疑問。 だって、これに関しての史料はローマ側の歴史書と、口承でのケルト神話くらいのもの。ローマ軍や、その植民地総督がどのくらい残虐非道だったかは、双方の主観でしかないため、本当の所は分からない。細かい部分はある程度想像を働かして物語を作らなくては、映画にならない。 ともかく、部族内で抗争が起こり、対ローマ融和を唱える酋長が暗殺され、強硬派だった妻が女酋長となる。 ところが、女酋長は二人の娘と共に、植民地総督に捕らえられ、鞭で打たれ、陵辱される。そもそもこれから平和的に植民地を経営しようと考えているのに、わざわざ、先住民の逆鱗に触れるような真似をするものだろうか?史実でもそうなっているのだろうか、極めて疑問。 案の定、逃げ帰った女酋長は、周辺部族も言いくるめて報復する。ローマ殖民市をいくつか攻略しながら、ついにロンディニウム(現ロンドン)に迫る。女酋長は「敵部隊を追うのが先だ」と主張するが、同調部族の長は、「ロンディニウムで略奪させてくれなければ兵士がついてこない。同盟を破棄して帰るぞ」と主張して譲らず、結局、ロンディニウム略奪の間に、部隊を立て直したローマ軍に、先住民連合軍は全滅する。
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