29号の日記
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2003年07月09日(水) 関西風味の侵略

 二日酔いで体調悪し。眠いしイライラする。
あまり食欲もない。口当たりが良くて、消化の良さそうなものを食べようと思い、職場の地下の蕎麦屋に行く。閉鎖された「人民食堂」の代わりに7月よりテナントとして新たに入った店だ。
 既に先週末に一度、食べにきたことがあり、そのときは「冷やし稲荷蕎麦」とかいうメニューを頼んで食べ、量が少なめなのを除けば、満足できる味だった。
今日は疲れた胃に「冷やし」は良くないだろうと思い、温かいメニューを選んだのだが、これが意外な失敗だった。美味しくなかったのだ。理由は簡単。
純関西系の、お湯のような汁だったのだ。しかも、この店の「関西の味」へのこだわりは徹底しており、醤油までもが薄口醤油。泣けてくる。楊枝入れよりも小さいくらいの「醤油差し」に入っていたそれを半分くらい汁の中に加えてもなお、汁の底に沈んでいるそばの破片が透き通っており、即席「関東風」蕎麦にすることを断念せざるを得なかった。
 最近、関西風味のそばやうどんの侵略が目につくように思う。俺が小学校や中学校の時は、関西風の味の蕎麦やうどんを味にすることは全くなく、19歳の時に大阪に初めて旅行に行った時まで、噂でしか知らなかったものだった。今更味覚の好みは変わらないし、変えようとも思わない。
 10年程前まで、「薄口醤油」というものが世の中に存在することすら知らなかったのに・・・。


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