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■ 義経縁側日記(24)
小卓を鼓代わりにする。 栄達は思いのままだぞ、と豪語する。 出陣前の盃を床に落として割る。
……マンガや小説を少しでもかけば、キャラクターがらみである程度の演出は予想できます。今日はそのお手本みたいな回でした。
歴史の授業では義経ってあんまり習わない気がします。むしろ伝説めいた生涯を文学的に味わう機会が多かったかな。 木曽の冠者も巴御前との悲恋(?)めいたエピソードが印象に強く、実際源氏での立場などはよく知りませんでした。今回じっくり観ることで、彼がごく普通の、野望そのままに踊らされた哀れで愛すべき人間だったのだと分かりました。
でもね、仮に自分があの立場だったら、後先も身の程も考えずやりたい放題しただろなーと思います(^_^;) たとえ六条河原に首をさらすことになろうとも。あれを見て愚かだと笑う人は、よほど出来た人間か彼以上に愚かな馬鹿者のどちらかでしょう。
法皇に狼藉をはたらき美女を手篭めにする一方で、 義経につっかかる小池巴をグーでブン殴る小澤義仲。 子を思う父の心情を今日のこの日にとっておいたのだとしたら、やるなNHK!なのであります(笑)。
それと、中井頼朝と平幹は『武田信玄』で生涯確執を続けた武田親子を演じてたのを、ふと思い出しました。平幹はもとより、中井くん渋い役者になったねv
2005年06月19日(日)
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