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■ BSアニメ夜話
昨日から始まったNHKBSアニメ夜話。司会は誰かと思ったら、マンガ夜話レギュラーのオタキング岡田さんでした。
第一夜は劇場版「銀河鉄道999」(1979)。 4人の強力なゲストさんによる多方面からの分析や解説、こぼれ話がとっても面白かったです。 画面からあふれ出るクオリティの高さは、当時単なるアニメ好きにすぎなかったあたしにさえ、制作スタッフの名前を深く刻み込みました。お話やキャラクターは元より、動きも背景も音楽もなにもかもが圧倒的な迫力で「アニメってすごい」と心底驚嘆したものです。 そう思った理由をひとつひとつ丁寧にときには楽屋落ち的に岡田さんたちが語ってくれていて、あたしも仲間に入りたい〜!とTV観ながらずっと思っていました(笑)。
今回いちばん印象に残ったのは「999の第一作と第二作を隔てるものは、市川崑が関わっているかどうかだ」という話。第二作を観てかなりがっかりしたことを思い出し、編集や構成の力って大きいんだなあとつくずく感じました。
好きな場面。 1.食堂車でメーテルと鉄郎がステーキ注文するところ。ご飯のシーン観てると自分も食欲出てくるので嬉しいのです。 2.冥王星の氷の墓場にしゃがみ込んで泣いているメーテル。氷に影が映りこんでいるのがきれいな形だなあとうっとりします。 3.プロメシュームママのドレスに流れる宇宙(笑)。黒と青のコントラストがきれい。ドクター・バンのペンダントも同じカラーで印象的です。 4.番組でもビデオ解説されてたハーロックの肩ふりふり歩き。あれは強烈です。 5.メーテル星崩壊シーンのバックに流れる音楽、あれは後世に残る名曲だよ!いまだにサントラレコード引っ張り出して聴くもん。 6.そしてもちろんラストのホームをいつまでも走り続け「メーテル〜〜!!」と絶叫する鉄郎。「さらば、少年の日よ」のセリフでは必ず泣いてしまいます。ゴダイゴのテーマソングもよかったよね。
メーテルの名前はエーテルとメーターの合成らしい、と語られていましたが、「青い鳥」のメーテルリンクから取ったとの説もあるそうです。 「私はあなたの思い出の中にだけいる女。私はあなたが少年だった日の青春の幻影」そう言い残し旅立ってゆくメーテル…ここを観て初めて「銀河鉄道」と銘打った理由がはっきり分かりました。
さて今夜は「ルパン三世カリオストロの城」。これも語りだしたら止まらないなあ〜(あたしが)。楽しみ楽しみ♪
2004年09月07日(火)
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