日日雑記
emi



 糸車の針で指を刺す…の意味

お姫様の誕生日に招待されなかった魔女が怒り「糸車の針が指に刺さり100年の眠りにつく」という呪いをかけられてしまう…有名な眠れる森の美女(いばら姫)のお話です。この「糸車の針を指に刺す」とは、少女の自慰行為を象徴していると知り随分驚きました。書かれていたのは渋澤龍彦氏「長靴をはいた猫」であります。
突然渋澤の話かい、と思われた方ごめんなさい。なにしろ国内において彼と幻想文学のカリスマ双壁と言われた種村季弘氏が亡くなってしまったので…。

とはいえ種村の著作は数冊しか読んでおらず、どうこう言えるような読者ではありません。そんな中オリジナルサイトで著作「謎のカスパール・ハウザー」を紹介しました。
そしてどうした偶然だか、昨日届いた鋼オフシャルファンブック4の中に「ラースのモデルはカスパール・ハウザー」なる記述を見つけため息をついてしまった次第です。

ときどきこうした情報の連鎖が発生することがあります。しかも全くかけ離れたジャンルで。リンクしている本人の趣味嗜好が無意識に反映されてるとしたら、結構怖いなあと思います。

2004年09月03日(金)
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