diary of radio pollution
Diary indexpastwill


2013年01月29日(火) 多摩湖

遠いようで、近い。

昨夜、天気予報を見ると翌日も快晴だったので、晩御飯で多めに米を炊いておく。

起床後、米を握る。お茶を沸かす。そして、荷物をまとめて自転車に乗って出発。

以前から行きたかった多摩湖へ。どうも、昨日の多摩川では満足できなかったようだ。

友人から話には聞いていた自転車道へ入る。ただ真直ぐ道がある。ひたすら直進。道中、緑を仰ぎながら。

途中、寄り道もしながら進んでいると、信号待ちで出会った若い女性の車種がまったく同じだった。しかも、似たような荷台を搭載し、どちらかが真似したぐらいの姿。あまりに面白い偶然だったので、声を掛けようかと思ったが、ストーカーだの変質者だの騒がれるこのご時世、先方も突然、髭にサングラスのむさくるしい男に声を掛けられても怖いし困るだろうし、止めておくことにする。

夕刻前、多摩湖へ到着。西へ傾きかけた太陽を眺めながら、おにぎりとお茶をいただく。雲一つなく、湖面を反射した陽光は輝く。その光りの移ろいに見入る。イヤホンから流れる音楽の情景を思い描きながら。

富士は、ここからも見えた。

koji


radio pollution