diary of radio pollution
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涼しい夜。
メヒコ・オルメカ文明展を見に博物館へ。二度の渡墨では、マヤに関する文明には直接触れていないので、個人的な気分の盛り上がりはなく、淡々と眺めて鑑賞した。当然だが、発掘された現地に赴き出会う、これに勝るものはない。片道数時間掛けバスを乗り継ぎ、日本人に会ったこともない人がいるような田舎の山間部の遺跡の中、独り向き合う古代の声は、遠く太平洋を越えたここまでは届かない。
久しぶりに本屋へ行き、決まった本棚の新刊を眺めて歩いていると思い掛けない本を発見する。まさかそんな物が刊行、と手に取り、さらに、新たに一冊。計二冊をレジに持って行き、約五千円。予想外に高かったが、手持ちで足りた。久方ぶりに、本屋で偶然発見、迷わず購入、高揚して帰宅、という一連の動作をした。ネット通販は便利だが・・・
読みかけの碁に関する一冊を読み終え、六十年代の米国へのページを急いで開く。やはりいつもの温かく心地よい時間が漂う。不眠症なのか、衰えることなく時間は過ぎて行く。いいや、時差で眠れないのか。
旅行中、米国で開いた小説に、その土地の香りは味わい深い気持ちを与えてくれた。古代、六十年代に比べれば便利な世の中ではあるだろうが・・・取留めない気持ちも、今の世に思う。
koji
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