diary of radio pollution
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2009年02月13日(金) 片付けのその後 「少年探偵」

選び抜いて残す。

冬の温かい雨というのは良いもので、どこかうたれていても厳しい感じはしない。一部では、本日春一番が吹いたと聞いた。冬の長いトンネルの終わりが近付いたような心地になる。

部屋の片付けをしていると、様々な物が次々と顔を出す。怪奇現象が起こるわけでもないから当然そこに初めから在り自分で置いた物だ。今までそういった物の管理に関しては無頓着というか、頭の中で大よそは把握していたので、たいして気にも留めなかったが、せっかくの機会なので少しずつだが記してみることにする。部屋を片付けると自分が見えてくる、といったことだろうか。

まず、何となく目に付いた一冊の本。ポプラ社発行の江戸川乱歩「少年探偵シリーズ」。小学生の頃に学校にあるのを読み尽くし、足りない巻を区の図書館に借りに行き、それでも見つからない巻は駄々をこねて親に買ってもらった。漫画に比べれば、すんなりと買ってくれたものだ。

登場人物は、名探偵明智、小林少年、そして二十面相が主なところ。子供の頃からひねくれていたので、とにかく二十面相に憧れた。そして、なんといっても幼心を惹きつける中村英夫さんのカバー絵や挿絵。読む前からあれこれ想像したものだ。

数年程前、いつものように古本屋にふらっと立ち寄ると、一冊百円で無造作に置かれていた大量の少年探偵シリーズ。全て買占め、かさばるのもなんのその家に持ち帰り、数日で読破した思い出がある。

未だに二十面相はヒーローだな。

tricot


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