diary of radio pollution
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2006年08月24日(木) 木曜日の夏

猛暑は続くが、どうもスッキリ快晴!!とは心晴れず。アルバムは出来上がったし、ツアーも無事終了、当初思い描いていた終わらせた後の爽快な清々しさは一瞬のこと。そして、その後ろにドンと潜んでいた新しい課題や、恥ずかしながら今日まで気付いていなかった欠点を発見したり、と今さらながらに改めて感じることは、修行、鍛錬、研鑽等々、また地道な日々の積み重ね。

昨晩、新しい息吹を感じよう、と思い立つ。以前から関心を寄せていた奈良の志賀直哉旧宅へ赴こうとインターネットで検索してみると、木曜休。あらまぁ仕方ない、とそのまま就寝。

昼頃起床、雲一つない快晴。先週、友人と行った琵琶湖遊泳が物足りず、後日プールへ行こう、と話しは盛り上がったので、誘いの電話を掛けてみる。だが、応答なし。その後、友人から風邪で寝込んでいる、と連絡を受ける。

先日、叔母から聞いたオススメの祇園何必館へ行こうとインターネットにて休館日の検索。本日が開館日であることを確認してから支度をし出発。炎天下の昼過ぎ、鴨川を自転車で駆けて祇園到着。逸る気持ちを抑えつつ向かうと、流れる汗もピタリと止まる「夏休み休館24日まで」の張り紙。本日が24日ということを知っていながら腕時計が表示する日付を確かめてしまう。まったく愚かで、潔くないことこの上なし。とにかく、シャッターは閉まっているので、どこからどうみても開館していない。

四条通にて佇む。さてどうしたものか、と。熱にてオーバーヒート寸前ではあるが、頭中の微々たる情報群から本日の"行き先"を検索。何がなんでも、どこかへ行かなければならない。そして、閃く。以前一度伺った東山のお寺へ参ろう、と。そうと決まれば、足取りも軽やか。円山公園を抜け、坂を上がり、目前に現れたお寺を見て、いやな予感。年を重ね渋く染まった茶色の門に横一線の白い若竹。通常、進入出来ません、という形で使われるあれだ。案の定、近づいてみると、「木曜休」の札。

石段に座り込みタバコ一服。往来のタクシー、人力車を眺め半時間過ごす。その後、足取り重く円山公園を抜け、鴨川を渡り河原町方面へ。すると突然、night tellerのTシャツを作るために無地のTシャツを購入しなければ、という衝動に駆られる。しかし、立ち寄った店にて望む物は発見出来ず。

ようやく、諦め帰宅しようと歩いていると、この近くに本屋が出来たことを思い出す。書に希望を見出し、お店へ。棚を眺め、手に取り、ページを捲る。それらを繰り返しているうちに気分も少し良くなる。セール品コーナーへ行くと"40,50%OFF"と表示していたので、これは、と思い本格的に漁る。すると欲しい本を沢山発見、しかも安い。隅から隅まで棚を眺め倒し1時間後レジへ。もちろんこの段階で頭の中ではおよその合計額がイメージされていて、ポケットの中の現金でこと足りる、と何の心配もなかった。が、なぜかまったく予想外の高額を提示される。店員さん間違いでしょ、とばかりに、値札から"40,50%OFF"ですよね?と聞いてみると、これ単なるこちらの思い込みと判明。値札はすでに割引値、とのこと。レジにて泣く泣く数冊除外。ステキな本を手に入れたはずなのに、どうもスッキリしない。

おとなしく帰宅しようとするとメールが届く。知人が来京中でお茶のお誘い。久方振りということや、これは、この状況を打破出来ると確信し、もちろん誘いに乗る。そして、近況報告会という和んだ時間を過ごす。

本日のテーマは、新しい息吹を感じよう。東京からの風には、知った人達の香りが漂っていた。

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