うちの学科の慰安旅行は、毎年今ごろ行われる。 行き先や宿泊先は、その時によって違うらしい。 しかし、「美味しく飲み食い」というコンセプトは、 毎年共通のようで、 今年もイタリア国境近くの、 ワインの産地として名高い地方へ、 試飲ツアーをしようということになった。
何しろ酒を飲むのだから、 例年は一泊する日程なのだが、 今回は参加者の都合で、日帰りになった。 宿泊費になるはずのお金は、 運転手付きのミニバスをチャーターする資金となった。 これで飲酒運転の心配がなくなったのだから、 先生方の飲みっぷりは推して知るべし、である。
多くは語るまい。 しかし、コージ苑はこの旅行で、 「ワインのテイスティング」の定義を変えた、 というより、変えさせられた。
<今までの認識> つがれたワインをちょっとだけ口に含んで、 時には「舌の上をころがすように」したりして、 味や香りを確認。 その後は、備え付けの容器にはき出す。 もしくは、一口だけ飲んで、 グラスに残ったものは同じく容器へ。
<これからの認識> つがれたら残さず飲め。
これで15種類も飲んだら、 そりゃ酔っ払うだろってもんである。
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