| 2003年12月05日(金) |
聖者が町にやって来た |
スロには3回、クリスマスがある。 …と言ってしまうと語弊があるが、 とにかく12月に、「嬉しい日」が3回やって来る。 一回目のそれは、12月6日の、聖ミクラウシュの日。 (他の国ではニコラウスとかになるんだろうか)
昔々あるところに、偉いお坊さんがいました。 彼は貧しい人々、とりわけ子供たちの味方でした。 良い子にはチョコレートやオレンジを、 そうでない子には、木の枝で出来たムチを。 悪い子のところには、小さい悪魔がやってきました。 子供たちは怖がって、皆良い子にしていたそうです。
この時期になると、パン屋の店頭には、 「小さい悪魔」をかたどったパンがあらわれる。 コージ苑はてっきり猫だと思って昼食に買っていったところ、 事情を知る他の先生方に笑われてしまった。 他にもちょっとしたプレゼントの類が売り出され、 町は一足早く、クリスマスの嬉しい気分にひたっているように見える。
そしてコージ苑達教師にとっても、この日は待ち遠しい。 なんと、大学に勤めるスタッフ全員に、 「聖ミクラウシュのプレゼント」が贈られるのだ。 美味しいお菓子でももらえるのかと期待しつつ、 手渡された包みを開けたコージ苑に衝撃が走る。
ここここれは! 大手スーパーの商品券ではないですか! ブラボー大学! ブラボーミクラウシュ! コージ苑、カトリックに改宗してもいい!!←嘘つけ
ということで、早速出かけてきました、買物に。 買った物は…
クリスマスカード(意外にも財布を悩ませる原因である) 米酢(やっぱり料理によってはこれが欲しいのである) もやし(やっぱり時々は食べたいのである) バナナ(もはやコージ苑の主食である)
もうちょっと…特別っぽいもの買いませんか、と一瞬思ったが、 もやしは相当「特別」っぽい。
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向田邦子『隣の女』 文春文庫 なるほどドラマ。
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