夜、ベケ教授宅で新人歓迎会が催される。 といっても、大学の体育会系部活動のそれとは違い、 一気飲みも「自己紹介させていただきまーす!」もない。
皆さん酒量が半端じゃありませんでしたが。
ひとしきり飲み食いした後のお楽しみは、 ユーゴ時代の映画上映会。 ベケ教授宅は広いので、 リビングの白い壁が、大画面に早がわりするという、 「ニュー・シネマ・パラダイス」的な離れ業が可能なのだ。
で、どんな映画だったかというと、 日本で公開されたのかどうか分らないが、 ベケ教授訳するところの邦題は「パパは出張中」。 愛人関係にあった女の恨みを買い、 嘘の密告をされた結果、流刑(というんだろうか)にあった男の話。 視点は彼の子供に置かれ、風刺をきかせた仕上がりになっている。
コージ苑、ブラックユーモアは嫌いではないので、 この映画鑑賞を大いに楽しんだ。
その間も、皆さん酒量が半端じゃありませんでしたが。
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林真理子『夢見る頃を過ぎても』角川文庫 恋愛遍歴バナシは、女の子の必須アイテム。 コージ苑は、著者の声を聞いた事が無い…と記憶しているが、 テンポのある文章が、声も口調も想像させて面白い。
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