出向コージ苑

2003年10月05日(日) 忘れていた脳のシワ

随分前に覚えた言葉を、ふとした時に思い出すと、
脳みそがケイレンを起こした気になる。
普段使わない筋肉を動かした時のように。
コージ苑は理系から文転した人間であるから、
例えばそれは、蒸散とか過酸化水素水とか、
あるいは6−6ナイロンとか。

しかし、文系教科であっても、忘れていることは多い。
それは主に、受験用の丸暗記的知識である。

昨日から、来週からはじまる古典の授業準備をしている。
どうせなら一か月分ぐらいまとめてやってしまおうと、
文法の基礎事項をパソコンに入れる作業を進めていた。

助動詞の項にさしかかる。
ご存知の通り、助動詞の分類法にはいくつかあるが、
その中の一つに、前に来る動詞の、どの活用形につくかで分ける方法がある。

未然形接続→る らる す さす しむ ず じ む むず まし まほし

懐かしい。懐かしすぎる。
当時、暗記法もへったくれもなく、
ひたすら呪文のように「るーらるすーさすしむ…」と覚えていたのが、
一気に頭によみがえってきた。
今度は自分がこれを教えることになるんだなあと、ちょっと感慨にふける。

問題は、何の工夫もせず丸暗記していたかつての学生が、
人に上手く教えられるか、ってことなんだけど。


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