観光の予習は続く。 今日は海岸の町へ、鉄道を使って行くのだ。 この、「鉄道を使って」というところがミソ。 コージ苑、今までは他人の車に便乗するばっかりで、 公共の交通機関を使った国内旅行は、皆無に近い。
指南役はエンジェル先生。 待ち合わせのメッカ、チョコレートメーカー印の時計塔の前で落ち合い、 駅へ向かっていざ出発。
まず、切符を買いましょう。 最初に並んだ窓口は、待たされた挙げ句に「遠距離専用だ」と言われる。 改めて近郊線の窓口で、往復の切符を買う。 お目当ての町は、R市から30分ほどのところにあるのだが、 往復でお値段200円ほど。安いっす。 そして肝心の切符は、はっきりいってただのレシート。 コストを限界まで削減しているとみえる。 確かに近場であれば、大げさな厚紙である必要はないかと思われるが、 この手の切符は、下手をすると他のレシートと混じってしまい、 検札の時に焦ることになる。 ご用心のほどを。
欧州で列車に乗る時にはいつも思うことだが、 ちょっと車高が高すぎやしないか。 やたらと狭いくせに、段差が大きいタラップを登るのは、 若者のコージ苑でさえおそろしい。 しかも、ホームと列車の間がかなり開いているので、 サンダル等履いていようものなら、下手をすると落としかねない。 まったく、年寄りに優しくないよ年寄りに。
目当ての駅に降り立つと、そこはもう町の目抜き通り。 いかにも「海辺のリゾート」的な雰囲気をかもしだしている。 途中にあるカフェで、エンジェル先生オススメの揚げドーナツを試食。 何でも、ハイカラナイズされたミ○ドやダン○ンなんかとは違い、 先生がご幼少の頃の懐かしい味がするんだそうだ。 なるほど、これはドーナツというよりは甘い天ぷら。
繁華街を通り抜け、左に曲がって10分程歩くと、海岸に着く。 白い砂浜が延々と続き、振り返ると松林が広がる様子は、 福岡の生の松原か、千葉の九十九里か、といった印象を受ける。 海の家に入って、うっかり焼きソバを頼んでしまいそうな位だ。 (勿論そのようなものはないので、コーヒーを飲む) さすがに日本人が喜んで泳ぐ水温でもないので、 波打ち際のあたりで貝殻を拾っておしまいにした。
帰りの列車は、座席や窓枠が木製でちょっと良い感じ。 近郊線なので、車内販売はないけれど、 その代わり雑誌売りが(多分勝手に)乗り込んでくる。 車両ごとに前口上を披露しているのが、情緒があるといえばあるかも。
これで先生の案内もバッチリさ、と安心していたら、 エンジェル先生がさらなるステップアップを提案してきた。 ということで、明日も別の場所に行く羽目に。
嬉しいんだけど・・・コージ苑ちょっと体力が・・・(フェードアウト)
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