出向コージ苑

2003年08月03日(日) 引っ越しドライブ(往路・2日目)

【9:00 出発】

ホテルの朝食は素晴らしかった。
ふかふかのパン、かりかりのベーコン、
とろとろのスクランブルエッグ、そしてあつあつのコーヒー。
窓から見える中庭には、涼しげに水をたたえたプール。
さあ、今日は午前中観光して、
どこか美味しいレストランで昼食をとり、
午後はプールでひと泳ぎして昼寝して・・・

お嬢さん、妄想ふくらみ過ぎ。
とっとと荷造りして出発だ。


【12:00 国境】

PL-D間の国境で、審査待ちの車は2キロの列を作っていた。
昨日同様、人々は時間つぶしに散歩したり、ちょっと森に入ったり。
そこへ、商魂たくましいPL人がやって来る。
まず、造花売りのお姉さん。
一台一台、車の窓を覗き込んでいる。
「いらない」と言うと、割とあっさり引き下がるのだが、
果たして一日でどの程度売れるのか、
人ごとながらちょっと心配になる。

それに対して、確実に収入を伸ばしているのは、
窓拭きのおじさん達である。
彼らは、「窓拭きいかがっすか〜」等と無駄な問いかけはしない。
問答無用で、洗剤をフロントガラスにぶっかけるのだ。
ボルビーも、そんな彼らに無理矢理きれいにされた。
「頼んでないもんね」と言って払わない事も出来るのだが、
そうは出来ない「2人の優しい日本人」は、
昨日おろした現地通貨を、礼の言葉と共に手渡したのだった。←弱い


【13:30 ポツダム近郊のサービスエリアにて】

その質の良さで名高いドイツのアウトバーン。
噂では、ヒトラーが戦車用に造ったため、
やたらとアスファルト層が厚くて、結果丈夫なんだとか。
真偽のほどはともかく、なるほど走りやすい。
L国に赴任する前はドイツ勤務だった七味屋氏、
「いいでしょ?いいでしょ?」としきりに言う。
余程ドイツに入ったのが嬉しかったらしい。

サービスエリアで昼食をとったのだが、
当然のごとく、支払いはユーロである。
実はコージ苑、ユーロを実際に使うのは今回が初めて。
本当にマルクが無くなったのだと、改めて実感した。


【19:00 ニュルンベルグ】

「マイスタージンガー」で有名なニュルンベルグ。
ソーセージの美味しい店があるとかで、
少々早い夕食をこの町でとることにした。
下道に入り、窓を開けるとムッとする熱気。
何だこの異様な暑さは、と温度計を見ると、39℃を示している。
最初は温度計が壊れているのかと思ったが、
町のあちこちで同様の表示を見るに至って、
これが恐ろしい事に事実であると確信する。
欧州、特に南欧が異常気象だとは聞いていたが、まさかこれほどとは・・・

そんな天気にも、一つだけ良いことがある。
猛暑の中で飲むビールって、最高。
この地方独特の、ちょっと細長くて小さいソーセージが、
またビールに良く合うのだ。
酒の肴専用に開発されたのか?と疑いたくなる程である。

旧市街の中央広場には何故か、
7000匹のプラスチック製のウサギがずらり。
周囲の古色蒼然とした建築物と、モダンアートな緑色のウサギ達。
ちょっと不思議な風景だった。


【22:30 インゴールシュタット】

ミュンヘンまであと一息、という距離にある、
インゴールシュタットという町で、今日は宿泊。
インターを下りてすぐ近くにある、
こぢんまりとしたホテルに部屋をとった。
すぐ目の前にあるガソリンスタンドでビールを買い込んで、
就寝前に軽く乾杯。
どうやらこの旅行、毎日のシメはビールということになりそうだ。


★本日の走行距離:830km


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