七味屋氏が、どうしてもスポーツしたいと主張するので、 森林公園に行った。 彼はローラーブレード持参、コージ苑手ぶら。
時間外なのにスペースを空けてくれた駐車場のおじさんが、 「2時間は開けといてやる」と言ってくれたので、 さあたっぷり運動するがよい、と動き出したものの、 5分でへたばる七味屋氏である。 そりゃあ、いくらなんでも早すぎ。
公園内は、同じく夕方のお散歩を楽しむ人々でいっぱい。 こんなにたくさん人間がいても、東洋人は珍しい。 すれ違いざまに「あれ何人?」と聞こえてくるのは、 ここでは既に日常茶飯事。 彼ら予想によって、様々な国のヒトにさせられたコージ苑である。
「・・・・・・」中国人ね、いいとこついてるよ。 「・・・・・・」韓国人か、まあ良く間違えられるけどね。 「・・・・・・」おお、当たりです、日本人ですよ私ゃ。 「・・・・・・」って、こら待てそこの若いの! 「ベトナム」って何じゃい! いくらなんでも離れすぎじゃ!!(いや、いいけどね別に)
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駐車場に戻ると、係りのおじさんが待っていた。 疲労で瀕死状態の七味屋氏がローラーブレードを脱いでいる間、 隣接する動物園のフラミンゴをコージ苑が見ていると、 おじさんが「こっちこい」と手招き。 全身から「鳥さん見たい」オーラを発している子供だと思われたらしい。
ついでにオットセイも見せてもらい、 得しちゃったコージ苑である。 そんなコージ苑に、おじさんが聞いた。 「学生さんかな?」 「いいえ、大学の教師です」 ここで「おお、子供じゃなかったのか」と驚かれるかと思いきや、 「はっはっは、そうかそうかよしよし」的ノリで、 軽くかわされてしまった。
おじしゃん、あのね、 わたち本当に、大学で教えてるのよ?
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