| 2003年06月28日(土) |
人間の体型に関する一考察 |
最近、友人に妊婦さんが多い。 彼女たちは当然、大きなおなかを抱えて大儀そうだ。 あの、ぽっこり突き出た空間の中に、 新しい「ヒト」が入っているんだな〜。
今回の滞在における居候仲間のJ嬢は、 イマドキにしては破格に小柄である。 そしてぽきっと折れそうに細い。 あの体のどこに、どういう風に内臓が配置されているのか、 同じ人間として不思議である。
町歩きのさなか、ガラスに映った自分を見た。 何だかオバサン体型になってきた、気がするのは気のせいだろうか。 今日の服装のせいもあるかも、 などという言い訳を自分にしても空しいだけである。 やっぱりエクササイズの一つでもしなくてはだめなのか。 放っておくと、どんどん自堕落になる自分を知り尽くしている私はしかし、 この場で「運動するぞ」と決心したとして、 それを果たして実行できるかどうかは甚だ疑わしい、 ということも知っている。←まわりくどい
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小川洋子『妊娠カレンダー』 文芸春秋 大学時代に一度読んだ記憶があるが、 細部をすっかり忘れていた。 表題作「妊娠カレンダー」の、最後の一文がちっとばかし怖い。 「ローズマリーの赤ちゃん」なんかもそうだけど、 やっぱり自分の中にもう一つ命があるっていうのは、 時として恐怖心を呼び起こすものなのかしら。
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