お父さんお母さん、申し訳ございません。 コージ苑は、もう犯罪の出来ない体になってしまいました。
…当然の事なんだけどね、人として。
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スロベニアへの異動に伴って、再び必要になる諸々の書類。 無犯罪証明書のその一つである。 去年某県警本部で指紋をぐりぐりととられたことは、記憶に新しい。 もしかしてまた帰国かよ、誰か航空券奢ってくれよと思っていたら、 在外公館にて申請できるらしい。 金かかるけど。えっらいかかるけど。 それでも航空券よりは当然安上がり。 警察ありがとう。大使館ありがとう。 コージ苑はちゃんと税金納めます。
…これも当然の事なんだけどね、人として。
まあ、それはそれでよい。
驚いたのは、指紋採取である。 前回はさすが警察、コンピューターで手を汚すこと無くとれたのだが、 小さい国の大使館じゃなあ、まあ両手真っ黒だろうなあ、とあきらめていた。 すると、何と技術は進んでいるじゃないですか。
一見すると普通のシートに指をこすりつける。 手には何の色もつかず、べたつくこともない。 しかし、指定の用紙に押し付けて3秒待つと、あら不思議。 コージ苑の指紋が浮き上がってきたではありませんか。
しかもこのインク、紙以外のものでは発色しないらしいのだ。 コージ苑、試しに大使館のあちこちに手をペタペタつけてみたけど、 本当に何にも反応しないんだ。 すごいぞニッポン。えらいぞニッポン。
そしてごめんね大使館。実験しちゃって。 えへ。
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