出向コージ苑

2003年03月26日(水) ばったり

コージ苑、救急車初体験。
しかもL国で。

最近、なんだか体が重いなあ、という気がしていた。
それでも、特に熱があるとか咳が出るとかいう症状がないので、
何となくそのままにやりすごしていた。

が、今日の授業が終わった途端、目の前から景色が消えた。
…と思ったら、次の瞬間には倒れていた、らしい。
周りで人がばたばたしているのを意識の外から眺めていたら、
いつのまにやら救急車が呼ばれ、医者が顔を覗き込んでいた。

コージ苑の返答がないと見るや、医者のオバちゃんはいきなり何かを嗅がせた。
…!殺す気か医者!!
何かは知らんが、強烈な石油系の臭いがした。
クロロフォルムは…ありゃ意識を失わせる方だっけ。
じゃああれって何。っていうか違う意味で意識喪失しかけたけど。

さらに、弱っている病人に向かって失礼極まりない質問を連発する彼女。
「お通じは正常ですか」
L国人の基準は知りませんが、日本人からみて大体正常です。
「妊娠していますか」
してません。してたら私は立派なマリアさまで、生まれてくる子はキリストです。
「麻薬やってますか」
してません。できるほどの財力もございません。

診察前よりもぐったりしているコージ苑を見下ろし、医者は言った。
「救急車で病院へ行きましょう」
そしてコージ苑は運ばれた。
素面だったら恥かしい事この上ない(いや、酔っ払ってるわけじゃないけど)。
しかも、他の日本人がいないと思ってまた聞く医者。
「麻薬やってるでしょ?」
…だからやってねーっつの。私そんなにヤク中に見えますか。

着いたのは、古〜い建物を改装して病院ぽくしてみました、って感じの建物。
あちこち体を調べられて、巨人サイズの注射を2・3本ブッスリやられて、
挙句の果てに「寝違えたんでしょう」という診断をいただいた。
それを聞いた日本人一同、頭の中に「絶対嘘」という言葉が点滅したらしい。
朦朧としていたコージ苑でさえも。

さて、救急車使ったし血液検査もしたし、痛い出費だなあと思っていたら、
これが何と無料だという。
何故?と問うと、「救急車で来たから」という答。
意味不明。自分でがんばって来ると金とられて、
人使って車使って交通止めて運ばれたら無料なのか。ふーん。
だったら皆救急車呼ぶに決まってるじゃない。
コージ苑の体もこの国の医療制度も、何もかも謎だらけの一日でした。


 < これまで  もくじ  これから >


コージ苑