コージ苑、救急車初体験。 しかもL国で。
最近、なんだか体が重いなあ、という気がしていた。 それでも、特に熱があるとか咳が出るとかいう症状がないので、 何となくそのままにやりすごしていた。
が、今日の授業が終わった途端、目の前から景色が消えた。 …と思ったら、次の瞬間には倒れていた、らしい。 周りで人がばたばたしているのを意識の外から眺めていたら、 いつのまにやら救急車が呼ばれ、医者が顔を覗き込んでいた。
コージ苑の返答がないと見るや、医者のオバちゃんはいきなり何かを嗅がせた。 …!殺す気か医者!! 何かは知らんが、強烈な石油系の臭いがした。 クロロフォルムは…ありゃ意識を失わせる方だっけ。 じゃああれって何。っていうか違う意味で意識喪失しかけたけど。
さらに、弱っている病人に向かって失礼極まりない質問を連発する彼女。 「お通じは正常ですか」 L国人の基準は知りませんが、日本人からみて大体正常です。 「妊娠していますか」 してません。してたら私は立派なマリアさまで、生まれてくる子はキリストです。 「麻薬やってますか」 してません。できるほどの財力もございません。
診察前よりもぐったりしているコージ苑を見下ろし、医者は言った。 「救急車で病院へ行きましょう」 そしてコージ苑は運ばれた。 素面だったら恥かしい事この上ない(いや、酔っ払ってるわけじゃないけど)。 しかも、他の日本人がいないと思ってまた聞く医者。 「麻薬やってるでしょ?」 …だからやってねーっつの。私そんなにヤク中に見えますか。
着いたのは、古〜い建物を改装して病院ぽくしてみました、って感じの建物。 あちこち体を調べられて、巨人サイズの注射を2・3本ブッスリやられて、 挙句の果てに「寝違えたんでしょう」という診断をいただいた。 それを聞いた日本人一同、頭の中に「絶対嘘」という言葉が点滅したらしい。 朦朧としていたコージ苑でさえも。
さて、救急車使ったし血液検査もしたし、痛い出費だなあと思っていたら、 これが何と無料だという。 何故?と問うと、「救急車で来たから」という答。 意味不明。自分でがんばって来ると金とられて、 人使って車使って交通止めて運ばれたら無料なのか。ふーん。 だったら皆救急車呼ぶに決まってるじゃない。 コージ苑の体もこの国の医療制度も、何もかも謎だらけの一日でした。
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