出向コージ苑

2003年03月23日(日) サーカス

ちょっと考えられないことは続いて、
今日はゲストの方々とサーカス鑑賞。

ここではサーカスは常設なので、会場もテントではない。
こじんまりしているとはいえ、駅前にドンと建てられたコンクリート建築である。
中に入るとかすかに動物のにおい。

サーカスなんて、小学生の頃に国産のものを見たっきりだ。
イメージとしては動物の芸があり、ピエロがおどけ、
ハラハラ空中ブランコやモーター音爆裂曲芸バイクや、
とにかく派手な光と音楽の中のエンタテイメント、といったところ。
こんな小さい国のサーカスもそんなだろうか。

そんなもんでした。
大規模サーカスと違って、洗練されたハデさはなかったものの、
会場がまとまって盛り上がるという、小規模ならではの楽しさがあった。
一つだけ、小さい頃と違って素直に喜べなかったのは動物の曲芸。
別に動物愛護団体に入っているわけではないが、
自転車をこぎ、縄跳びをするクマの、赤くて虚ろな目が妙に悲しかった。

エサを保障される代わりに、体の構造からはどう考えても無理な動きを教えられ、
毎週末に、観客の前で芸を披露し驚きの声と賞賛の拍手をもらう。
(しかし、彼らに拍手の意味がわかっているか、
また分っていたとしても、その賞賛は嬉しいのだろうか)

あなたは今幸せですかと、そう聞きたくなるのは人間の勝手な感傷だろうか。


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