出向コージ苑

2003年03月14日(金) スピーチコンテスト

年が明けてからのコージ苑は、この日のために生きてきたようなものだ。
去年の資料を読むところから始まって、
スポンサー探しに参加者募集、大使館への協力要請、学生の指導などなどなど。
この一週間はろくに寝られず、(曲がりきっているとはいえ)お肌が荒れ、
しまいには自分でもわけのわからないことを口走るという、
まさに疲労度レベルE。

というわけで、スピーチコンテストである。
L国のそれは今年で第2回。
まだまだ試行錯誤の段階で、従って規模は小さい。
しかし今年は、幸運にもスポンサーがつき、
優勝者には何と、日本への往復航空券と滞在費が送られる。
…いっそ自分が出たかった。そして日本へ行くのさ。

会場は大使館。
コージ苑とY先生は準備があったので、開場1時間前に出動した。
ここ最近着る機会が減ったスーツのせいで、ちょっと動きにくい。
ありゃ人間の行動を制限するための服だな、本当に。
何だかんだで時間は過ぎ、あっという間に開始時間。
聴衆は約40人、報道も来ていたので学生は緊張しまくり。
コージ苑は司会だったので、彼らと向き合う形になっていたのだが、
時々すがるような目をしてこちらを見ている。
声をかけてあげられないのがつらいところ。

今回の共通テーマは「私が学んだ日本」(すいませんねベタで)。
後の講評で言われたように、かなり抽象的なテーマであったが、
学生達は(ぎりぎりだったけど)良く頑張って自分なりのスピーチを作った。
それぞれのタイトルは以下のとおり。
・日本の二つの顔
・文化理解の二つの方法
・日本料理
・自然に関わる行事〜お花見とリーグォ(夏至祭)〜
・幻の日本
・日本の独自性はどこからきたか
・アジアを知らない外国人
・日本を理解するということ

発表者の持ち時間は、5分プラス質疑応答約2分。
やってみるとわかるが、5分喋るというのは結構大変なことだ。
ましてや彼らにとって、日本語は外国語。
暗記するのはさぞかし大変だったと思う。
ほぼ完璧に出来た学生もいれば、途中でつまってしまった子もいた。
それでも皆、顔を真っ赤にしてよくやっていた。
と思うのは、親バカならぬ教師バカ?

優勝者は、あの「女優」ローラちゃん。
表彰の時も閉会後のレセプションでも、
信じられないといった顔で呆然としていた。
彼女は来月からの韓国短期留学も決定しているので、
この半年はアジア漬けの生活ということになりそうだ。

ローラちゃん、あのね、先生お願いしたい事があるんだけど。

キムチと柿の種と「ごはんですよ」買って来てほしいなんて言っちゃだめ?


 < これまで  もくじ  これから >


コージ苑