出向コージ苑

2003年03月09日(日) 何センチ? 

どうやら話が確定したようなので、日記で公開。

コージ苑は結婚します。



すみません、嘘です。
ちょっとやってみたかっただけさ。
本当はこちら。

コージ苑ちは、来年から九州O県を離れてF県に引っ越します。

これも、一部友人以外には「…だから?」レベルのお話。
申し訳ない。
正確に言うと、両親がF県に土地家屋を買ったのだ。
しかも、普通なら見向きもされないような物件である。
何て言ったって神社の鳥居のすぐ手前。
要は、神社の脇によくある、いわゆる「茶店」。

話は、年末にまで遡る。
数年前から、退職後には土地を買ってのんびりしようと思っていた母は、
ことあるごとに不動産を巡っていたらしいのだが、
パソコン導入とコージ苑帰省をきっかけに、
本格的に探そうという気になったらしい。
何故なら、彼女は「ネットで検索」という魔法が使えないからである。
コージ苑もそういうのは嫌いではない方なので、
O県F県の不動産情報をあれこれと探していた。

そして運命の出会い。
コージ苑は、それを見てゲラゲラ笑った。
「ねえねえ、これ見て〜、こんなのも出てるよ」
それは「A神社、茶店」と銘打たれた物件であった。
昭和初期の木造建築。土地は急勾配の丘の上。しかも茶店。
誰が買うんだこんなもん、というニュアンスでコージ苑はその時笑ったのだ。
それを見て、両親は異口同音にこう言った。
「あ、これいいじゃない」
あまりにも予想外の彼らのリアクションに、コージ苑は石化した。

その後の話は早かった。
正月だというのに物件を見にF県に出かけ、
コージ苑の出発を見送るという口実を設けてまた出かけ、
遂に今週、売買を正式に契約したらしい。
かくしてコージ苑の「実家」は神社の前の茶店になった。

そして娘をのけぞらせた両親の行動がもう一つ。
彼ら、契約金をその場で全額、

現金(当然ウン千万円)

で払ったらしい。
自宅からJRに乗ってF県まで、手持ちで行ったのか…
小心者の娘は、それを聞いただけで三杉君の心臓だった。
不動産屋の主人は、
「いやあ、こういうのは久しぶりに見ましたねえ」と言ったらしい。
そうだろうとも。
んなもん、日常的に見てる人間なんて絶対まともじゃない。
さらに父、その数十センチの札束を、写真に撮ったんだそうだ。

……
…見せろ。←所詮こいつは小市民


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