出向コージ苑

2002年11月17日(日) 占領博物館と黒ビール

日本からY先生のお友達が来ている。
いい機会なので、4年生のリナにガイドを頼んで、
R市中心にある占領博物館を見学に行くことにした。

占領博物館は、1930年代のソ連による支配に始まり、
40年代ドイツによる占領を経て90年のL国独立までの、
他国による占領の歴史を、多くの資料を中心に紹介する施設である。
館内の解説はL国語・ロシア語・英語・ドイツ語。
英語を根気よく読んでも良いが、かなりの量があるため、
全てを把握するにはかなりの時間と気の長さが必要である。
そこに少しでも日本語の解説が入ると、理解度がかなり違うのだ。
都合2時間半、リナには良い日本語の練習に、
私たちには歴史のお勉強になった。
コージ苑が注目したのは、2国による支配の実像というよりは、
写真の中に垣間見える人々の笑顔だった。
ひどい時代であったとはいえ、某かの笑いは人間に必要なものなのだろう、と。

深刻な話題の後は、楽しい夕食会。
大使館のお歴々を交えて、
アイリッシュパブでギネスとフィッシュ&チップスである。
コージ苑は久々のコクとクリーミーな泡に大満足。
無論、フィッシュ&チップスにはビネガーでしょう。

※※※

湯本香樹実『夏の庭』
確かこれ、数年前にタレントが絶賛してから改めて売れた本じゃないかしら。
(発売当時も売れたんだとは思うけど…記憶違いかも)
確実に「選定図書」だなこれ、と思いつつ読んだが、
良かったことは確かに良かった。
途中数箇所、うーんと考えさせられるところもあったし。
ただ、学生にちょうどいい日本語かな、と思った自分に職業病を感じたが。


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