出向コージ苑

2002年10月12日(土) おおロミオ、ロミオ

またまたナショナルオペラ、本日はバレエ「ロミオとジュリエット」である。
優雅じゃねーか、などと思ってくれるなかれ。
こうでもしなきゃ本当に娯楽がない秋冬のL国である(首都でさえ)。

2時間ほど前にY先生と待ち合わせをして、買物をする。
どうにも寒くなってきたので、コージ苑名づける所の「黄金3点セット」
−即ち皮のコート、分厚い手袋、毛糸や毛皮の帽子−、が欲しいのだ。
まず、つい先日新装開店したベネトンをのぞく。
どんより曇り空が連日続いているものだから、
店内にあふれる原色がやけにまぶしい。
しかしくさってもイタリア製のベネトン、お値段もまぶしかったりする。
値札をひっくり返しまくって悩んだ挙句、
グレーがかった紫色の帽子とマフラーをセットで購入(←原色じゃないじゃん)。
毛皮のコートは中々見つからない。
早くしないと、いつか道端で冷凍マグロ状態になってしまう。

さて、バレエである。
会場は満席状態(もっとも3分の1は観光客だった)。
演出がいいので知られているこの演目、
舞台が上下二層に分かれており、オケはそのまん中で演奏する。
そして指揮者が、通常では考えられないような大活躍をするのだ。
(詳しく知りたい方はL国へいらっしゃるとよいです)
物語は言わずと知れた悲恋もの…であるが、やっぱり笑える。
あの話、結局のところロミオの気が短いのが全ての原因じゃないだろうか。
「どんな薬やねん!」と突っ込みたくなるようなものを持っている、
あの牧師も相当あやしいぞ(何に使うつもりだったんだ)。
そしてジュリエットの両親ったら!
バレエなんだから当たり前なのだが、
息子が死んだっちゃ踊り、娘が反抗したっちゃくるくる回り、
嬉しがって跳び、悲しがって足をふり上げる。
…この家族おもしろすぎ。

ジャンプの高さと回転の鋭さで人気の、コージ苑がお気に入りのダンサー君は、
今日もひときわ大きな拍手を貰っていた。
主役じゃなくても、こういう役割で名を成すっていうのはいいなあ。


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