またまたナショナルオペラ、本日はバレエ「ロミオとジュリエット」である。 優雅じゃねーか、などと思ってくれるなかれ。 こうでもしなきゃ本当に娯楽がない秋冬のL国である(首都でさえ)。
2時間ほど前にY先生と待ち合わせをして、買物をする。 どうにも寒くなってきたので、コージ苑名づける所の「黄金3点セット」 −即ち皮のコート、分厚い手袋、毛糸や毛皮の帽子−、が欲しいのだ。 まず、つい先日新装開店したベネトンをのぞく。 どんより曇り空が連日続いているものだから、 店内にあふれる原色がやけにまぶしい。 しかしくさってもイタリア製のベネトン、お値段もまぶしかったりする。 値札をひっくり返しまくって悩んだ挙句、 グレーがかった紫色の帽子とマフラーをセットで購入(←原色じゃないじゃん)。 毛皮のコートは中々見つからない。 早くしないと、いつか道端で冷凍マグロ状態になってしまう。
さて、バレエである。 会場は満席状態(もっとも3分の1は観光客だった)。 演出がいいので知られているこの演目、 舞台が上下二層に分かれており、オケはそのまん中で演奏する。 そして指揮者が、通常では考えられないような大活躍をするのだ。 (詳しく知りたい方はL国へいらっしゃるとよいです) 物語は言わずと知れた悲恋もの…であるが、やっぱり笑える。 あの話、結局のところロミオの気が短いのが全ての原因じゃないだろうか。 「どんな薬やねん!」と突っ込みたくなるようなものを持っている、 あの牧師も相当あやしいぞ(何に使うつもりだったんだ)。 そしてジュリエットの両親ったら! バレエなんだから当たり前なのだが、 息子が死んだっちゃ踊り、娘が反抗したっちゃくるくる回り、 嬉しがって跳び、悲しがって足をふり上げる。 …この家族おもしろすぎ。
ジャンプの高さと回転の鋭さで人気の、コージ苑がお気に入りのダンサー君は、 今日もひときわ大きな拍手を貰っていた。 主役じゃなくても、こういう役割で名を成すっていうのはいいなあ。
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