コージ苑、クラシックバレエ初体験(勿論観る方)である。
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オペラ座の本日の演目は「白鳥の湖」。 Y先生お気に入りのダンサー「セルゲイ」が出るという。 どんな人?と聞くと、「もうねえ、王子様なの」という答。 おお、王子様?白いタイツが似合うのかしらと、 かなり(色んな意味で)期待するコージ苑であった。
オペラ座は、こんな小国にしてはかなり立派なものだ。 観光客は勿論、地元の人たちもそれぞれお洒落をして来ている。 こんな子が、と驚くほどの小さい子が大人しく観劇しているのを見ると、 日本のしつけって…とちょっと思ってしまった。 何に重点をおくかはまあ、国によって違うのだろうが、それにしても。
さて、肝心の舞台である。 1幕は王子の誕生会から始まる。 舞台を所狭しと飛んで廻っている道化師は、どうやら「技術派」らしい。 ジャンプの高さ、回転の速さ、素人目にもすごいと分る。 しばらくすると、彼が登場するだけで観客が沸くようになった。 そして王子様セルゲイの登場。 ……… …女の子かと思った。 なるほど確かに「王子様」だわ。 後に出てきたプリマも小柄な美人だったのだが、 彼と踊るとたくましいお姫様に見えるから複雑である。
「白鳥の湖」、ストーリーに関しては有名なので省略するとして、 休憩時間にコージ苑とY先生が話したのは、 「王子様ってバカだよねー」ということだった。 白と黒だぞ、間違い様がないだろ普通。 そんな彼と結婚してお姫様のその後の人生は果たして幸せなのか?←現実的
ついでにもう一つ、王子と魔王の闘いのシーンである。 まあ、喧嘩も優雅な事(笑)。 コージ苑は「さっき母親に貰った弓矢を出さんかい!」と、 心の中で烈しく突っ込んでいたのだが、 後でY先生に聞くと、あれは力でなく「真実の愛」で勝ったんだ、とのこと。 白と黒間違える男が真実の愛ねえ…←まだ言っている
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夜の長いL国の秋冬、観劇は数少ない娯楽の一つ。 来週も観に行く計画を立てて、今日はY先生宅に泊めてもらう。
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