出向コージ苑

2002年10月02日(水) 朝の大冒険

ビザの申請をするのには、あきれるほどの時間がかかる。
今までにも書類の翻訳を頼んだり、銀行に口座を開いたりと、
ちょこまかと動かなければならなかった。
今回のクリアすべき「イベント」は、ビザの代金振込みと証明写真の用意。
夕方は仕事で時間がないので、朝少しだけ早起きして出かけた。
英語が通じにくい国なので(コージ苑の英語力の問題もあろうが)、
こんなちょっとした用事にも、中々手間がかかるのだ。

まず、口座を開いた銀行へ行く。
ここでは日本のように、番号札をとって順番を待つのだが、
機械の表示が(当然)わからないので、
どのセクションを選んだらいいのかわからない。
ちょうど守衛さんがいたので、身ぶりで「どこだ」と聞くと、
あっさり「ここだと思うよ」と答えてくれた。……英語で。
もうー、こういう事がたまにあるから困るんだよ。
これじゃまるでコージ苑があほである。
朝のことなので、1分も待たないで窓口に呼ばれた。
ここのおばさんは英語ができないが、書類を渡せば事は済む。
無事クリア。

次に証明写真をとる。
3分写真機械が、ここにはない。
なぜなら3分ではなく、5分かかるのである。
何故か郵便局に機械があるので、小銭を用意して行く。
見合い写真でもなかろうし、なんでもいいやと面倒くさがったコージ苑、
かなり適当な服と化粧でさっさと撮る。
他にやることもないので、機械の前でぼーっと仕上がりを待っていると、
エリツィンみたいなおじさんがいきなり話し掛けてきた。
ちなみにこの人はロシア語である。
勿論さっぱりわからないが、おそらく彼は
「そんなにへばりついてないでも出来たらわかるから」
とか何とか言ってたのだろう。
別に心配してるわけじゃないんだけどね。
そして写真がペランと出てくると、「ほらほら」と指差す。
わかってるってば、乾かしてるの待ってるんだよ。
おもむろに取り出して、おじさんに向かってニヤッと笑うと、
「よく撮れたか?」と聞いてきた(ようだ)。
よく撮れたよ、まるで犯罪者みたい。
ほらほら、と見せると、彼はふーむと覗き込んで「ハラショ」と笑った。
心温まるっつーか、外国でよくあるパンダ気分っていうか…


 < これまで  もくじ  これから >


コージ苑