出向コージ苑

2002年09月24日(火) 百薬の長

一日中、咳をごほごほえほえほとやっていたら、
学生に「大丈夫?日本の風邪薬は効かないんじゃないですか?」といわれた。
「そうかなあ、L国の風邪にはL国の薬じゃないとだめかなあ」と聞くと、
「薬草酒ですよ!あれが効きますよ!」と口をそろえて言う。
じゃあ試してみようかな…とは言ったものの、もうとっくに飲んでたりして。

夕方、図書館の改装オープン記念セレモニーがあった。
簡単なお菓子もあるわよ、という声に誘われて、
やっぱり昼抜きのY先生と行ってみた。
もう片付けが始まっていたものの、いくらかワインとお菓子があったので、
薬草酒じゃないけど体が温まるかも、と赤ワインに手を出す。
「重装備ねえ」と学科長の先生が仰るので、
「風邪ひいちゃって」と苦笑いしながら答えた。
あらあら、と先生は近くにいた同僚にラトビア語で説明する。
(多分「この子、かわいそうに風邪ひいたんですって〜」という感じ)
すると、到着の時に空港まで迎えに来てくれた運転手のおじさんが、
無言でそばによってきて、無言で赤ワインをグラスになみなみとついだ。
まさに「どぼどぼ」といった勢いで、
ワインっていいよね、などとお洒落にグラスをゆらしてみるどころの話ではない。
そしてやはり無言で「どんどん飲め」と促すおじさん、
心配してくれてるのかも、とコージ苑はありがたくグラスを空けた。

ただねえ、風邪っぴきのすきっ腹に強いワイン2杯はきつかったんだな。


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