元々塗られていた、コージ苑名づけて「しなびたレタス色」が どうにも気に入らなくて、 学生3人とY先生に手伝ってもらい、部屋の壁にペンキを塗る。 色は薄いうすいピンク。 日本のアパートにいると、画鋲ひとつうつのもためらうところだが、 ここでは殆どやりたい放題なので、思いっきりロールを動かした。 時々誰かの顔にペンキがついて、ひゃーと叫ぶ声が聞こえる以外は、 皆黙々と作業をつづける。 一応養生をしていたものの、全員が動いているうちに床にはペンキの跡が点々と。 クリスティが最後にベンジンでそれらをふき取った。
ペンキが乾くまではにおいもひどいだろうし、 うかつに動けもしないということで、 Y先生宅に泊めてもらうことになった。 帰り道、よく手伝ってくれた学生に中華料理をごちそうする。 先生宅に着いて早々、シャワーを浴びて汗とペンキ臭を洗い流す。 邦画のビデオがあるというので、二人して毛布をかぶって見る。 「チゴイネルワイゼン」という、鈴木清順監督のこの映画、 なんと言えばいいのやら…シュールというか難解というか、 疲れた頭が更に疲れただけだった。(誰か解釈してくれ)
|