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■ ロメオとジュリエット
プロコフィエフのロメオとジュリエットを人によっていろいろ感じ方がちがう。 以下は私の個人的な感じ方。
第1曲目 モンタギュー家とキャピュレット家 序奏部はこれから起こる悲劇を予感させる音楽。 Allgro pesanteはモンタギューとキャピレットの古くからの争いを示している。 Moderato tranquilloでジュリエット登場。ただし彼女は憂鬱。悲しげな音楽はそれを示している。窓辺で一人物思いにふけっている。 再びAllgro pesante,彼女の思いは消えてしまう。
第2曲目 少女ジュリエット 最初のVivaceは若い溌剌さをあらわしている。 中間部のフルートのメロディーは夢見がちな少女の気持ち。 最後の悲しいハープの音はそれが儚きものを暗示させる。
第3曲目 タイボルトの死 タイボルトとロメオとの対決。最初はお互いに剣を構えつつ威嚇。 それが最高潮に達したとき,戦いは始まる。 いくつかの鍔迫り合いの後タイボルトは倒れる。 そしてタイボルトへのレクイエム。
第4曲目 ジュリエットの墓の前のロメオ 黄昏時の墓場。仮死状態のジュリエットを見たロメオは死んだと思う。 そしてひどく苦悩する。音楽は苦悩するロメオを表す。そして雨がざあざあ降ってくる。そして自分も死ぬしかないと考え,毒薬を飲んで死ぬ。
第4曲目 ジュリエットの死 仮死状態から蘇ったジュリエット。かなり弱っている。そして死んだロメオを見つける。愛する人の死を見つけ自分も死ぬことを決意する。死による浄化。 一晩中降った雨はやみ,朝日が大地を照らし始める頃,若い二人の魂を天使が天国へ連れて行く。
こんな風に感じたのですけど,どうでしょう? 明日の演奏会こんな風に感じながらプロコをやります。 (この文章は実際のロメオとジュリエットとはあまり関係ありません。しっかりとシェークスピアの原作を読んだことのない者が,感じたまま書いた文章です)
2002年05月04日(土)
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