徒 然 草
自堕落日々の暴露記です。
更新があればタイトルに載せますのでご参照ください。

2003年01月12日(日) コンタクト。

@劇団四季を観てきました♪

栄養ドリンクを飲んで、どうにか歩ける程度に復活。でも立っているだけで腰が痛い…。義兄のコルセット(サポーターみたいなもの)を借りればよかった…(ばらすな自分)。

以前観ました「クレイジー・フォー・ユー」の振り付けをされた方の振り付けなので、粗筋全く知りませんでしたが(殴)とても楽しみにしていました☆
つか、「クレフォー」よりも凄かったです、ある意味。いっそR指定した方がいいのではないかと。
2幕3場という、殆ど台詞のない(踊りだけで話が進みます)短編の概略は以下の通りです。ネタバレだけでなく、オチまで書きますので、それでも宜しい方はお読みくださいませ。


パート1:SWINGING
18世紀ヨーロッパ、フラゴナールの絵画「ぶらんこ」のような風景。
ピンクのドレスを着た令嬢が爪先を高く上げてブランコに乗っています。その目の前には貴族の男性が座っていて、その視線はスカートの中。
らぶらぶに戯れつつ飲んでいたワインの中身をひっそりと捨て、彼に新しいボトルを取りに行かせる間、彼女はブランコを押させていた下男と大胆な行動に。

…いきなり対面座位ですか…!(動揺の余り伏せるのを忘れてます)

や、マジですよ!!彼女はガンガンに開脚するし、彼も彼女の某所に顔を埋めるし。
後から聞いたのですが、演出の浅利慶太氏はこの作品をできるだけ「きわどく」と心掛けていらっしゃるとのこと。
これは「深読みすればするだけ赤面しそうな描写(即ち私はかなり赤面しました<爆)」としか言い表せないので、興味をもたれた方はご自分の目でお確かめください☆

そしてオチが面白かったです。
貴族の恋人が戻ってきて彼女たちは当然元のように令嬢と下男に戻ります。下男は彼女が座ったブランコを押し、貴族は前方で待ち受ける。
熱くなったのか貴族が脱いだ上着を下男が受け取った途端、彼はそれを着る。一方貴族はブラウスのボタンを外す。
そう、彼らは入れ替わってしまうのです。「王子と乞食」のように。

おおう!ナイス!!
結局彼女は浮気相手の下男とらぶったのか、それとも下男プレイ(をい)を楽しんだ貴族の洒落なのかは受け手の自由、というらしいです。
三人しか出ない、シンプルな作品ながら謎と余韻と色香の漂う楽しい作品でした☆


パート2:DID YOU MOVE?
戦後のNYのイタメシ屋にやって来たのは、成り上がり系イタリアマフィアのボスらしき旦那と彼に服従状態の妻。
何故か彼らにだけサービスの悪く、旦那のイライラは募るばかり。ビュッフェスタイルの食事をとりにいく間、席から動くことも従業員と会話をすることも禁じられた妻はBGMと共に白昼夢に浸ります。
ここで彼女のお気に入りのウェイター長と濃密に踊りだすのです。他のお客も巻き込んで、写真を撮ったりテーブルを使ったかくれんぼをしたり。
写真撮影には「ムーラン・ルージュ」(かの地でもいました、カメラマン)を、かくれんぼには「二人の王女のオーディション課題@ガラスの仮面」を想起しました。分かりづらい連想ですみませ…。

旦那が戻る度に夢から覚め、再度夢は濃密になります。その中で苛ついていた旦那の銃を取り上げ彼を討ってしまう妻。彼女だけではなく、その場にいた全員で歓喜の踊り(笑)を踊ったり。
そして現実では、当然旦那は生きていて席に戻ってくるのです。とても驚く彼女。
そっと優しく語り掛けても旦那は相変わらず高圧的。
そんなラストシーンで流れるのはプッチーニ「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」のラスト2フレーズ。丁度「アヴェ・マリア」と唄うところです。
(このシーンは「娘が恋人との付き合いを父に認めてもらえなければ身を投げてしまうわ」というのです、多分<をい)(これであっていますか?>現在異国の地にいらっしゃるSさん)(訊くな)

…ああ、やっぱり彼女は捕らえられたままなのね…。

そう納得していました。
後のカーテンコールでウェイター長と踊る彼女は、彼と幸せになる、というオチがあるのですが、それはちょっと分かりづらかったです。

この作品が個人的にはイチオシでした☆コミカルでありながらとてもアダルトでシュールで。そしてBGMがどれもツボ♪
グリーグ「ペールギュント」より「アニトラの踊り」(この組曲はどれもオススメですv)、チャイコフスキー「エウゲニ・オネーギン」よりワルツ、ビゼー「アルルの女」よりファランドール(大好き〜vvめっさ血沸き肉踊ります☆)。

ここで一幕終了です。

パート3:CONTACT
1999年NY広告代理店の重役が主役です。彼は名誉ある賞を何度も受賞する、人が羨むような人生を送っています。ですが、その心は空っぽでとても孤独なのです。それが高じてカーテンロープで自殺を図ります。それは失敗してしまいます。
その混乱したままの状態でふらりと立ち寄ったスィングバー(昼は撞球場、夜はスウィングダンスを楽しむバー)で見かけた黄色いドレスの女性を見かけます。

バーに於いて女王的存在の彼女に理想を見るのですが、彼はダンスが踊れません。
戯れに彼女にダンスに誘われて踊り始めるのですが、やはり下手なので余計に落ち込んで帰宅して、再度自殺を図ります。自殺を図るたびに階下に響く騒音で、住人から文句の電話が延々と留守電に吹き込まれる中、彼は彼女ととても上手にダンスを踊ります。

この作品はモブも含めてダンスが上手くないと迫力がないと思いました。
今回のヒロインを演じた坂田加奈子氏は器械体操出身とのことで、初登場時に目を引いた脹脛に納得。他の女性陣も開脚して男性に足を絡ませ、頭を下げたポージングでの一時停止などがあり随所に実力を感じさせました。
ナイトクラブが舞台なだけに対面座位に匹敵するような絡みが続出。モブのカップル(複数)は撞球台プレイ(痛いだろうに…<そりゃぁね)などもこなしていました。他にもポージングがいちいち濃いっす(笑)☆

今際の際に幸せな幻に浸っていた彼を現実に呼び戻したのは、階下の住人が怒鳴り込んでくるノックの音でした。
黄色いガウンを着込んだその女性は、実はドレスの女性だったのです。
そして大団円。

それにしては、ちょっとヘヴィな印象が拭えずにいました。主演が下村尊則氏(石丸幹二氏とのWキャストで「ハムレット」主演、「ジーザス・クライスト・スーパースター」にも出演)ということもあって、濃いからかしらん?つか、大人の孤独が痛いからかもしれませんね。でも下村氏はその濃さが好き(笑)v


あっという間の2時間でしたが、共通事項は「アダルト」。アップテンポなミュージカルなのに世界が濃い!ちらほら見かけた中学生の反応が気になりました。親御さんはどう解説するつもりなのだろうか…(余計なお世話)。
つか、深読みの底が知れない作品なので、私のような色人間には寧ろ恥辱プ…(自粛<遅)。

だからR指定してくれ〜!!

と幾度も胸中で絶叫していました。
なまじ、まっさらの状態で挑んだだけに恥ずかしい。第一印象が尾を引くタイプなので、私。
一番後ろの席で良かった…。挙動不審だったと思います。
(地元の四季劇場は小さいので、この席でも結構困らないのです)

と、言うわけで浅利氏に完敗したのでした☆

その後ハーブスでお茶をして帰宅。
あ、フランス土産のDVDの件なのですが、「プレ2は日本製しか再生不可能ゆえビデオ撮りできなくて…」と詫びたところ、正月プレイヤー購入したとのこと。
わーい!良かった〜v次回持参を約束して一安心です♪
来月は丸ちゃん(石丸幹二氏)主演の「アンデルセン」ですv
当日休日出勤ですがね…(汗)。


おや、もうこんな時間。腕が痛い筈だわ…。また日記に1.5時間かかってる…(遅)。
ハイな感想文をお読みくださってメルシーなのです(ぺこり)v


 < 過去  総括  未来 >


真砂 天藍