月のシズク
mamico
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夕暮れの月
暮れてゆく太陽が、南の空に残った雲を、燃えるような赤色に染めあげている。
胸騒ぎがするようなその赤は、地平を低く覆っていた影色の雲たちも染めてゆく。
腰のあたりがうずうずして、ベランダに出てずっと暮れてゆく空を眺めていた。
すると、
東の空に、ぽっかりとあかるい白い月
そしらぬ顔をして夕暮れを眺めているではないか
冷たいあたたかさを持った表情
夕方の月のような女になりたい、と思った
2002年01月27日(日)
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