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HELEN&HEAVEN
Helen
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2005年09月12日(月)
お料理思考(化学調味料は必要か?)





以前、経理パートのG藤さんが…

「こないだねー、王○に食べに行ったのー。カウンターで食べてたんだけど、洗い場がスグ側にあってねー。見てたら、お皿を泡の中にドボンとつけて、すぐにひきあげて…ほとんど洗ってないのよー!あれ見て私、気持ち悪くなっちゃった!!」

と、何度もしつこく言っていた。(いっぺん聞いたらわかるっちゅうねん!)

だいたいG藤さんのように食べ物の好き嫌いが激しくて、年中、えづいているような人は外食に不向きだと思われるが、G藤さんは誘われるとことわれないタイプでお友達についていったようだ。

どこの王○は忘れたけれど、リーズナブルさからしてある程度のリスクは予測しておいても良いんではないかな?と、その時わたしは思った。

わたしの学校時代のおこづかいは、だいたい、飲食店のアルバイトからまかなって来たので、裏事情というものを知っているつもりだ。

そのいい加減な皿の洗い方をする王○ほどではないが、決して清潔とは言い切れないのが現状だと思う。
家庭の台所が「清潔である!」と胸をはって言えないところと、ほぼ同レベルといえようか…。
ま、アブラ虫がはっていないだけ、ましとしよう。

余談だが、G藤さんは以前も王○の料理のあぶらで胸焼けして、えらいめにあっているのに懲りないねぇ…と言うと、「違うチェーン店で!」らしい。
冒険を犯すなら文句をいうなと言いたい。

さて…

その店が衛生的であるか不衛生であるかと同じくらい、あるいはそれ以上に気になる点がある。

それは「かがく調味料」を、どの程度使っているか。

都市伝説によると『○の素』の要素は、アミノ酸で髪の毛の成分であるからして、インドあたりのご婦人の長い髪を大量に仕入れている。つまり、○の素=髪の毛でできている。

…というのである。それは大袈裟だとは思うけれど、留学していた頃の友人に大阪から来た女の子がいて、彼女はよく韓国料理をごちそうしてくれたもんだが、徹頭徹尾、○の素を使わなかった。

私は、その頃、すでに○の素中毒というか(笑)、和え物や炒め物には必ず一振りしていたもんだし、事実、多少、味がまろやかになるもんで、ずっと欠かせないでいた。
韓国料理にも合うと思うんだけどな。(○の素)

その子に理由を聞くと「昔ナー、お塩と間違うて○の素、思いっきり舐めてもてん!それ以来、気持ち悪くてイヤ!」なのだそうだ。

彼女に関しても、余談があるのだが…
彼女は確か小学校に上がる前に、韓国から日本へ家族ごと移住して来た。
飛行機のなかでドリンクサービスがあるでしょう?
『トマトジュース』なるしろものを生まれて初めて見た彼女は、「日本人は血を飲む!(|| ゚Д゚)ガーン!!」と幼心に恐怖を覚えたらしい。(笑)

脱線しました。

○の素だが、私がバイトしたカフェやレストランの厨房には、ほとんど常備されていた。
コックさんがピラフの味付けにサラサラーッとかけていたのを覚えているよ。

そんな私が○の素を使わなくなったのは、ここ近年。
誰に影響されたわけでもないが、化学調味料に信用がおけなくなってきた。
味覚も音痴になりそうで。

試しに○の素を料理に使わないでいるとどうなるか?
どれくらいの味の変化があるのか?

結果は…

ほとんど、味の変化はみられない。
前述の通り、ピラフなんかに一振りすると確かに味はまろやかになる。
しかし、劇的に変わるかと言えば、さほどでもない。
逆に、いくばくかの味の変化のために、自分や家族の肉体を犠牲にする?
もしかしたら、別に身体に悪いものでもないかもしれない。
でもやはり、リスクを負えないのが心情かな。

そんなわけで、お台所から○の素が消えて数年経つが、たまにTVなどで紹介されている美味しそうな料理のレシピにあるとちょっと困るねぇ。
○の素無しのまま調理するけれど、味に遜色は(きっと)ないんではないか?と自分で自分をなぐさめたりして…。

いろんな事を考えながら夕べ料理をしていたら、控えめにドアホンがなった。

はたまた余談だが、ドアホンを鳴らす音にも人柄が現れるね。
水道のメーターをはかりたいオバハンは激しく連打するし…
せっかちな宅配の人は、1回で済むところを2回おす。

昨夕に、そっと鳴った相手の人は、舅だった。

「畑で採れたから。こっちは送って来た初栗。もう、ゆでてあるからネ♪」(舅姑は友人に少しの坪を借りて家庭菜園の少々大きめサイズをしている)

姑はたしか2,3日前から田舎に帰っているはず…。

すると、お義父さん、あなたがゆでてくださったのですか?
その証に、塩がとても効いていた。(爆)

きゅうり・ししとう・万願寺ししとう・なすび…

この頃、きゅうりがだんだん高騰してきて、今日も切らしてはいたんだが、スーパーで買わずに帰ってきたところだよ、ありがとう!

ちょうどポテトがあるから、ポテトサラダをつくろうね。

私は、じゃがいもも栗もとうもろこしも全部、茹でる派ではなくて「蒸す派」なの。なんだかゆで汁に栄養分が逃げているような気がして、勿体ないからが理由です。




そうして、ポテサラの具には、なるべくリンゴスライスを入れたいんですが、リンゴはあくまでも「果物(おやつ)」で、おかずとなるサラダに入れるのに抵抗がある人が多い。
みんなは、どんな内容の具なのかしら。
本日のポテサラは…
・ポテト
・リンゴスライス
・きゅうりスライス
・玉ねぎスライスして塩水にさらしたもの
・ニンジンのみじん切りはポテトが蒸し上がる少し前に小皿にとり蒸し器にいれる(蒸し過ぎないと彩り鮮やかで歯ごたえも生より少し柔らかくなる)
・ゆで卵をつぶしたもの
・ショルダーベーコン切り落とし(焼き豚スライスでも甘めで美味しい)

…を、塩コショウ少々・砂糖微量・だししょう油微量・マヨネーズで和える。

ポテトサラダの発作も時々起こって、むしょうに食べたくなる。

いただいた畑のものには、なすびが1本だけあったので、久しぶりに浅漬けをつくってみた。
夏の初めや盛りに毎日作っていたので少々食べあいていたものだ。
この浅漬け器は我が家で3代め。
先の2代は2つともガラス製で、2度ともオットが手を滑らせて流しで割った。きっとすり鉢型になっていたので滑りやすかったためと思う。
「弁償や。」と買わせたのがプラスティック製の3代目。
でも、実は先日、円柱形のガラス瓶でフタの内側にバネ&重しがついているやつを発見してから、激しく心を誘われている。
漬け物はやはり、ガラスの瓶に入っているのが美しく、食欲をそそられるように思う。

…ところでお料理思考に戻るが、先日、新聞のコラムにチラリと載っていたが、料理を作ると前頭葉が刺激されて頭に良いらしいですよ。
みなさん、料理をたくさんしましょう!・・・・・・・・・とくに私。(笑)