熱帯マンゴー日記

2006年12月08日(金) 花舞う長安/ロマンチカ宝塚'04

宝塚歌劇のビデオを全部DVDに一本化する為、12月1日からVHSビデオの在庫一掃セールが始まりました(子会社の宝塚クリエイティブアーツの通販のみね。店売りは知らん)。
全部半額〜〜!、って事で、前から欲しかった表題のビデオを注文して今日届きました。
目当ては若手演出家のホープ荻田浩一作のショー「ロマンチカ宝塚'04」っす。
(荻田氏の愛称はオギー。勿論ファンの間でのみ)

5年前にオギーが演出した雪組のレヴュー「パッサージュ」がとっても気に入ってしまい、これを録画したビデオは一時期ヘビーローテーションでした。
幻想のパリを舞台にした、光と影と地獄が交じり合う耽美な世界!
オリジナル音楽も良し、既成の音楽の使い方も自分的にツボだったのですた。
当時のトップスター轟悠の無機質で氷のような美貌が、又このレビューの雰囲気にぴったりだった。
レヴューのキーポイントになる少年(現在トップの朝海ひかる。もうすぐ退団だけど)と少女(紺野まひる)のダンスも軽やかで、専科からは絵麻緒ゆう、湖月わたるのスターが特出してて、人材的にも豪華だったし。

って事でオギーの作り出す雰囲気が好きだったので、NHKBSでは放映しなかったこのショーが見たかったわけです。
(スカイ・ステージやWowowには入ってないんで・・・。トホホ)
今回の舞台はイタリア。
黄昏のベネツィアからショーが始まるんだけど、もうのっけからオギー節展開でございました。
ゴンドラに乗って現れる悪魔(?)(安蘭けい)が世界を支配してるって感じだった。
オリジナル主題歌がこれ又クセモノで、素直にメロディが上がっていかず、半音上がったり転調っぽくなったりで、闇から忍び出ている旋律って感じだった。

場面展開が上手くスピーディであれよあれよと言ってる間にフィナーレだった!
オギーの作品って何度か見ないと分からない場面もあるので、又見てみます。
っつうか、一回ではその場面の意味とか難しくて分からん場面もあるのよ。
印象的なのは青の洞窟。
青の洞窟の場面は、とにかく青の色彩が美しかったれす。
黄昏の闇の世界ばっかりだと思ってたけど、船の上のラインダンスは明るく楽しかった。
エンターテイメントになって来たつう事は、オギーも大人になったって事か!?
・・・既に大人ですけどね。

もう一つの「花舞う長安」は玄宗と楊貴妃の話。
いまいち良い評判は聞いてなかったけど、そんなに悪くなかったと思ふ。
月組時代の中国公演で「楊貴妃」と賞された檀れいちゃんが楊貴妃役なんだけど、傾国の美貌といい、男を惑わす視線といい、はまり役だった。
玄宗役の湖月わたるくんはとにかく包容力あふれる漢!って感じだった。
現実の玄宗はオヤジな年だけど、ヅカのスターに熟年オヤジをやらせる訳にもいかないので、大分若作りの玄宗だった。
まあファンタジーだと思って目をつぶれば〜〜。

蛇足ですけんど、皇帝の執務の時の衣装がまるで十二国記の王の正装と同じで、関係ない所で萌えてしまひましたヨ。
尚隆や驍宗サマが着てた衣装と同じ!とか♪
ヅカで十二国記をミュージカル化、なんて無理だよな。


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