| 抜き |
いきぬき
誰もが「その若さで?」と問いかけた。
忍術学園の教師と言うのは、もともと現役を引退した忍びが 余生を過ごす場所として選ぶ道であったから。 満で22になる土井半助は、 それでも必ず困ったような笑顔でこう返すのだった。
「私は、子供が好きなんです」
未明から降り始めた雨は、今や強い風を伴って安普請の家屋にふきつける。 がたがたと戸口がゆれ、それでもその隙間から雨が入り込む。 夏のうだるような暑さこそ消え去ったが、 そのかわり雨を含んだ風は、むしむしとした嫌な空気をはこんできた。
半助は、ふう、と息をつき天井を見上げる。 職場は夏休みで、久し振りの我が家に帰ったとたんこの天気だ。 「まあ、それでも」 それでも帰り道に降られるよりはましだったか、とひとりごち、今日の予定はまた明日にでも回そうとごろりと冷たい板間に寝転がった。
学園での生活に慣れて来ればくるほど、 町屋での静寂はどこか半助を不安にさせる。 ごう、と風がうなりをあげ、屋根を揺らすたびに どこか落ち着かない自分に苦笑いする。 なげだした腕にあたった本を適当に目で追ううちに、 いつの間にか眠っていた。
ふと、目が覚めた。 相変わらず雨は降り続いている。 何か食うか。 板間で転寝をしたせいで、きしきしと節々が痛んだ。 ようやく体を起こしたところで、外に気配を感じ図らずも身構える。
こんな日に一体誰だ?
がたりと音を立て、入り口から湿気を含んだ外気が流れ込む。 薄暗い土間に雨音とともに現れたのは よく知る、整った顔立ちの青年だった。
「申し訳ありません、少し、休ませてください」 ずぶぬれの体でそう、言い終わるやいなや利吉はその場に崩れ落ちた。
続きは多分また明日ー。 表紙、肌色塗り終わったところで、何でか知らん、レイヤー結合して保存しちゃってもーほんとばかだなあ。ばっかだなあー…なあ…ほんと。 わたくしエレガント入稿スケジュールでは、今週末までに表紙UP! とかカレンダーにかいてあって、あはははあーもーそんなんむりむり! あはははは。 昨日の忍たま、 「お、この流れでは利吉が出るな」と始まって2分で予言したらホントに出たので弟に尊敬されつつバカにされた。
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2004年08月10日(火)
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