ムッキーの初老日記
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2006年11月06日(月) 122号室(前編)



先週の月曜日、HPトップにこう書いて1週間放置した。

 先日、久々に非常に怖い目にあいましてね。
 怖かったんですけど、ベタといえばベタで
 霊体験の王道って気がして、ちょっと笑いました。
 いや笑ってる場合でもないんですが・・・
 詳しくは後日日記にて!2006/10/30


―正直に言うと、書けなかったのだ。怖くて。
が、そろそろいいかと思い、今日は書くことにする。


先日の昼間、友人とカラオケに行った時の話だ。
正直に言うと、その部屋に入った時から、ある種の「違和感」を感じていた。
が、大体の人がそうであるように、私も「そんなことは気のせいだ」と思い
たいして気にもしなかった。
部屋のナンバーは、122号室。

はじめの異変は、歌いだして30分ぐらい経過した時だった。


誰かがドアをノックしたのだ。


聞き間違いなんかじゃ、断じてない。
ハッキリと、大きな音で、ドアは「コンコン」とノックされた。

「え?」

友人と私は、同時のドアのほうを見た。
だが、そこには誰の姿も無かった。

カラオケボックスに行った事がある方はお分かりだろうが
ドアは必ずガラスで、廊下が透けて見える。
私たちの通された部屋は、一番奥の奥の、どん詰まりの部屋で
隠れようもないところだ。誰かが悪戯したとは考えられない。

「えーなに?今の?」
「なんだろう?ノックしたよね?」
「したした。でも誰もいないよね・・・」

私たちは、曖昧に笑いあい、それ以上の追求はせず
まあ何かの間違いであろう、という姿勢をとった。

その後、ドリンクバーに飲み物をくみに行くため廊下に出たが
私たち以外その周囲の部屋に客はなく
やはりさっきのノックの主の見当がつかなかった。

そして、ドリンクバーまでの往復、長い長い廊下を歩いてる間中
なぜか全身に鳥肌がたった。背中に冷水を浴びせられたような
ぞおおおおっという、寒気がして仕方が無かった。

この時点で、ちょっとこれは「やばいのでは」と思ったが
不用意な事を言い、友人を怖がらせてもどうかと思い
そのままカラオケを続けていたら、数分後、次の異変が起こった。

私が歌っている時の事だった。
私の歌声と同時に、スピーカーから


小さな女の子の声がしたのだ。


なんと言っているのかはわからなかったが
3,4歳ぐらいでは、と思われる幼女の声が
スピーカーから流れ出し、私は歌うのをやめ、友人と

「うわっ!な、なに!?」
「なに!?なんで!?聞こえたよね!?」

大騒ぎになった。
冷静に考えれば、あくまで機械のことであるから
何らかの理由で混線し、他の部屋で歌っていた女の子の声が聞こえたのでは?
・・・とも思えなくもない。

だが、長いカラオケ人生でそんな事は今まで一度も無かったし
そうだったとしても、そこにはそう言うことを「起こす」何らかの「作用」が働き
私たちを脅かそうとしているのではないのか?

絶対変だ。
私には何も見えないけれど、この部屋には私たちに対する「悪意」を感じる。
「気づけ、気づけ」と、何かが言っている気がしてならない。

私は、霊感の強い友人の「サカモトちゃん」にメールを打った。
部屋のドアのあたりの写真を添付し

「何か感じる?」と。




長くなった上に、なんだか思い出して怖くなったので
とりあえずこの辺にして、あとは後編につづきます。








+・+・+ 銀座千疋屋のオッサン君 +・+・+

11/06 週に3日は、裏返し。

11/05 週に3日は、うしろまえ。

11/04 スキー場で微笑まれたぐらいじゃ騙されないよ。

11/03 保坂、布袋、獅童。共通点が見当たらない。

11/02 あれじゃ『どっちの旅ショー』だよ。

11/01 スプーン曲げすぎて人生も曲げちゃったか。

10/30 木村庄之助は労働時間短そうでいいなあ。
 
10/29 声が響く所ではサラ・ブライトマンを歌いたくなる。

10/28 メビウスの輪の最後を見つけるのは俺なんじゃなかろうか。

10/27 今日もどこかで自主退社。

10/26 マジックを覚えだしたら初老。


ムッキー

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