ムッキーの初老日記
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2006年10月12日(木) 前世


今日のアンビリバボは「前世」の特集だったのだが
なかなか面白く、興味深く見た。

前世なんか信じない!と言う人が大半だと思うけれど
前世を知ることが、今、その人が抱えてる悩みや病気の治療に有効だという。
そりゃとてもいい事だなーと思った。
何でも役に立つ事は利用したほうがいい。



今まで、近しい人にしか話した事がないのだが
たぶん前世ではあるまいか?という記憶が、私にも一個だけある。


まあこれから話す事は「ムッキーの夢物語」程度に聞いてほしい。


中2の時、引越しをしたのだが、その通学路に沈丁花の花が咲く場所があった。
花に疎い私はそれまで沈丁花を知らなかった。

遠くで嗅ぐには、とてもいい匂いのする花で、見た目も綺麗だったので
私はその沈丁花の植え込み?に近づいたのだが・・・
近くで嗅ぐと、もう、そりゃすごいキツイ匂い。濃厚な甘い香り。

その、むせかえるような沈丁花の香りを嗅いだ瞬間。
ある光景がバッバッバッバ!と脳裏に浮かんだ。


―日本。たぶん江戸時代。私は女性。
どこかの座敷で密談をしている二人の武士がいて
私は障子の外で、こっそりそれを見張って?います。
片方の武士がそれに気づき、私は裸足(足袋)のまま
廊下を飛び降り、庭を逃げますが、すぐ追いつかれて
背中を袈裟懸けに斬られて、庭の黒い土の上に倒れこみます。
倒れた、そのすぐわきに、沈丁花が咲いており
倒れている私は、下から、その花を見上げ、死を感じています。

むせ返るような、その匂いを嗅ぎながら、私は死にました―。




そんな光景が、何枚もの断片的な映像で脳裏に浮かんだのだ。

いや正確に言うと、子供の頃からもっともっと断片的なものを
繰り返し夢で見ていたように思うのだが、
沈丁花の匂いを嗅いだ途端、それが繋がった…という感じだった。


その後のことだ。幕末頃の歴史が、妙に好きになったのは。
司馬遼太郎さんの「竜馬が行く」がとりわけ好きで
中3の時「図書館便り」に載せるのに「私の好きな一冊」という
原稿を頼まれ、「竜馬さんと私」なんて物を書いて
竜馬さんを、幕末を、熱く熱く語ってみたりもした。

なんだか、その時代に生きていたような気がするんですよ。
だから本を読むと、とてもよく理解ができた。だから、面白い。

そのうちに、だんだんだんだん、あの沈丁花の根元で死んだ映像が
細かいところまで具体化していった。

多分、江戸末期(幕末)であったこと。
座敷は料理屋で、私は仲居をしながらスパイのような事をして
攘夷派の志士(多分恋人がその一人だったように思う)に流していたこと。
それを見つかって、口封じに殺されたこと。
着ていた着物の色柄から、私を斬った武士の髷の形まで・・・。

何の根拠もあるわけじゃないので、妄想じゃないかと言われれば
「そうかもね」としか言いようがないが
こんな夢物語を一個くらい持ってるのも、ちょっといいでしょ(^-^ )


沈丁花の根元で斬られて死んだ、幕末の女性が
今は水戸の片隅でひっそり初老になってます( ・∇・)/









+・+・+ オッサン君語学留学 +・+・+

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ムッキー

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