ムッキーの初老日記
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2006年08月21日(月) 歌手としてのビートたけし


先日、友人と行ったカラオケボックスに、UGAという機種があり
そこはものすごい曲数を誇っているのだが、何気なく見ていたリスト本に
ビートたけしの名前を見つけ、その曲数に驚いたのと同時に
高校時代に心がポンと、タイムスリップしそうになった。


私は特に高校まで、ビートたけしの大ファンだった。
深夜ラジオはカセットテープにとって何度も何度も聴いた。
著書も全部買い揃えて繰り返し読み、TVも積極的に見た。

だが、なんと言っても好きだったのが、意外に思われるかも知れないが
歌手としてのビートたけしであった。

あまり知られていないが、実は彼の歌には名曲が多数存在する。
特に、彼の下積み時代を彷彿とさせるような、ちょっと情けなさげな男を歌ったら
それはもう天下一品だったのである。



私が今でも、彼のナンバーワンソングだと思っているのが
夜につまずき」という曲だ。
作詞ビートたけし。作曲は泉谷しげる。


生きてるだけの 人生ならば
何もこんなに酒を飲みはしない



当時、この曲を聴いた時は震えが来た。


激しく生き抜く 根性もなく
孤独に死んでく 勇気もなしに
流れ流れて 今日まで生きて来た



た、タケちゃん!わあああ(T□T)ああああ!



ビートたけしは、歌はうまくない。ハッキリ言って下手である。
だが、そのかすれて震えた声、歌唱法は、聴く者の心を打つ。


先日、愛するチーちゃまが、SMAP×SMAPに出演した際、彼らの歌を称して

「歌は、最終的には心だからな。人の心を打つのは心で歌う歌だ。
 お前たちの歌には心があるから、それでいいんだ。
 うまく歌おうとしている自分が恥ずかしいな、俺は」

と言っていた。・・・まあそうとしか言いようがないので
半分以上はお世辞だと思うし、彼らの歌に心があるかどうかは疑問だが
「歌は心」と言うのは、その通りではあると思う。
タケちゃんの歌は、まさしくそれであった。


高校時代、毎日擦り切れるほど聴いたタケちゃんのLP。
もう一度、タケちゃんの歌が聴きたいなあ。
この曲意外にも、いい曲がそれはそれは沢山あるのに
もう聴けないなんて淋しいよ。タケちゃん・・・


求めよ、さらば与えられん( ・∇・)/
私は中古CDショップで、こんなお宝を発見してしまったのであった!




ビートたけしのベストアルバム。
すべて網羅しているとは言えないが、それでも
私の好きな珠玉の名作がかなり収録されている。
もちろん即買し、毎日毎日聴いている。


今はもう歌わないタケちゃんだけれど
歌手・ビートたけしは、今も私の心で歌い続けている。







+・+・+ つぶやキング オッサン君 +・+・+

08/21 ベースボールドックより上手くやれる自信がある。 

08/20 録音された犯人の英語は、たいがい南部訛り。

08/19 化粧すれば梅沢登美男より綺麗になれるんじゃあるまいか。

08/18 話の最後に精神論が出て来たら初老。

08/17 「仮に、仮に」って…谷垣さんは総理にならないから大丈夫だよ。

08/16 逆療法で悪化。

08/15 入るなら旭山動物園がいいなぁ。

08/14 バミューダ海域を鼻歌で進めるのは俺なんじゃなかろうか… 

08/13 日本が沈没しちゃったら助からないほうが楽かも…

08/12 俺だって姿勢さえ良ければウィーンでソリスト。


ムッキー

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