ムッキーの初老日記
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先日、ちょっと用事があり、ある大きな病院に行った時のこと。 ロビーで知人と話をしていたら、向こうからどこかで見た顔の人がやって来た。 それは。故・宇佐山さんの主治医だった、動物病院の院長先生だった。
「あ、ムッキーさん!お久しぶりです。」
先生は私を覚えていてくださって、そう声をかけてくださった。
「あ、先生お久しぶりです!その節は本当にお世話になりました。」
慌てて立ち上がってそう言いながらお辞儀をしたら まるで昨日の事のように『その節』の事が、蘇ってきた。
「どっか悪いの?」
「いえ、ちょっと用事で。先生こそどうかしたんですか?」
「いや僕も知人のお見舞いで。」
「ああ、そうですか。」
そんな会話をしながら、先生も宇佐山さんを思い出しているのが見て取れた。 宇佐山さんが逝ってしまって、もうすぐ半年。
「その後、どうですか?随分ショックを受けて落ち込んでいらしたんで 心配していたんですよ。体調はどうです?なんだか痩せたんじゃありませんか?」
「��( ̄▽ ̄)…いえいえ、かえって太ったんですよう。 でもおかげ様でだいぶ立ち直りました。ありがとうございます。」
先生は、宇佐山さんが逝ってしまった後も、何度かメールをくださり 暖かい言葉で私を励ましてくださった。 先生の言葉で、どれだけ救われたか知れない。
「そうですか。よかった。あ、もう新しい子は迎えたんですか?」
「いいえ、まだ全然。なんだかそういう気にならなくて。 何度かペットショップには行ってみたんですが、 可愛いなあ欲しいなあとは思うんですが、でも、宇佐山さんじゃないし…って そう思っちゃって。なんだか飼う気がしないんです。」
「そうですか…。でも新しい子を可愛がるのも(立ち直る)ひとつの方法ですよ。 またいつか、ぜひ新しい子を宇佐山さんみたいに幸せにしてあげてください。」
「そうですね。その時はまた先生のところに健康診断に連れて行きますよ。」
「ところでチンチラが生まれたんですが、一匹いりませんか(^∀^)?」
…丁重にお断りしてお別れした。
宇佐山さん。 とびぞう。
まだおねえちゃんはオマエ以外の動物を飼う気がしないよ。 まだオマエがいなくて毎日寂しいよ。
+・+・+オッサン君のメロディー+・+・+
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ムッキー

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