ムッキーの初老日記
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2005年02月11日(金) オッサン君大いに語る/やれば出来る子

どうも、オッサン君です。

今でこそ、人並みに料理し、そこそこ何でも作るムッキーですが
結婚するまでヤツは「厚焼き玉子」と「カレーライス」しか作れない女でした。
だから今でも、友人や親戚の集まりに行くと、必ずと言っていいほど

「お前ちゃんとご飯作ってるのか?」と心配され、

「作ってるよ。弁当まで持たせてるって。」と言うと、みんながみんな

「あの玉子焼きとカレーしか作れなかったムッキーがねぇ・・・。」

と、感慨深そうにつぶやくんですよ。



今でも覚えているのは、まだ結婚する前、どこかにドライブに行った時
ムッキーが弁当を作ってきた事があったんです。

おかずはウインナーとかシャケとか、まあ「焼くだけ」みたいなやつで。
その中でひとつだけ異彩を放ってたのが、厚焼き玉子だったんですよ。
そりゃもう見事な厚みで、色もきれいな黄色。味も絶品だったんで

「この厚焼きたまご、ウメエなー。」

と褒めたら

「でしょ?自分でもそう思うんだよ。でもこれしか出来ないんだよね、料理。」

「え、これだけ?」

「そうそう。これと、まあカレーライスかな。それだけ。
 でもさ、私ってけっこうやれば出来る子だと思うんだよ。
 だって唯一出来る料理がこれだけウマイんだよ?
 センスはあると思うんだよね。やらないだけで。」

と断言するんで『こいつ、なんて自信満々なヤツなんだろう』と思ったものです。


でもそれが当たってたんですよ。
厚焼き玉子しか作れず、味噌汁にダシを入れることも知らず結婚した女が
日常生活初日から『今まで料理した事ないって嘘だろう?』ってくらい
まともなものを作り始めたんですよ。

聞けば、昼間会社の先輩主婦に、料理を教わるんだそうです。
昼休みとかに作り方を聞き、その通りに作ってるって言うんです。
料理の知識がほとんどない女なのに、そんなことが可能なのか
絶対結婚前に料理の練習をしてたに違いない、と思ったんですが
本当にぶっつけ本番らしいんですよ。

それに、俺の実家に行った時は、お袋が料理するのを
後ろに立ってじーっと観察して、ちょっとコツなんか教わったりして
家でそれと同じものを再現するんですよ。
しかも味付けがお袋とそっくりなんで、これにはちょっと驚きました。
自分のカミさん褒めるってのもなんかアレですけど
あの時自分で言ってたように「やれば出来る子」だったんですねえ。
やっぱりあの自信満々ぶりは、間違いじゃなかったんですねえ。

確かに、料理学校で習うような凝ったものは作りませんよ。
作り方も結構大雑把ですしね。
だけど日々の惣菜をほぼ作れるようになるまでに
半年もかからなかったように記憶してますよ。


でもその反面、こいつは皿洗いが大っ嫌いなんですよ。
やってて飽きるそうで、いつも溜めるだけ溜めて
もうこれ以上溜めたらニッチモサッチモ行かなくなった頃
しょうがなくて洗い出すんですよ。ため息混じりに。

いつも流しが洗い物だらけなんで、言いたいんですけど
下手に言って「自分で洗え!」とか「弁当なし!」って
言われるとイヤなので放っておくんですけどね。

ま、いつかは洗いますから。ええ。


結婚して16年も経つと、扱い方も良くわかってきますよね。







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