ムッキーの初老日記
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2004年12月08日(水) ハードデイズ・ナイト

高校時代、ラジオの深夜放送がとても流行ったが
その他に地元のラジオ番組もよく聴いていた。
ここはさすが地方局だけあって、ハガキを読まれる確率が高かったので
私も、親友のK子ちゃんもよくハガキを出し、読まれた翌日には二人で喜んでいた。


ある時その番組で【あなたの面白テープ大募集】という企画があった。
リスナーが送ってきたテープをかけるという、まあちょっと安直な企画で
毎週2、3本採用されるのだが、内容は歌であったりジョークであったり
愛犬の鳴き声であったり・・・どれもこれも正直パッとしたものではなかった。

「あんなんでいいなら、私らにも出来ると思わない?」

どちらからともなくそう言い出した二人。

「そうだよね。送ってみようか?」
「いいねえ〜♪」

そして我々が考え出したのは


ラジオ番組っぽいものを作ってみよう!


というものだった。
私とK子ちゃんがDJになって、30分番組を作って送ろう!と言うものだ。

この時点で二人ともワクワクのノリノリのやる気満々であった。
台本を考え、ラジカセを持ち寄り、かけたい曲をピックアップする。
そういう作業が楽しくて仕方がない。

毎日学校帰りにK子ちゃんの家に寄って計画を練り
週末は泊りがけでテープへの吹き込み作業に没頭した。

そして出来上がったのが

MとKのハードデイズ・ナイト だ。


「MとKのハードデイズナイト!」の声とともに流れるBGMはビートルズの「A Hard Day's Night」
そして喋り出すのは、隠しても隠し切れない茨城訛りの高校生二人!
もう何を話したかなんて、覚えてはいないけれど、とにかく勢いだけはあった。
たとえ間違ってもつっかえても突っ走る!
安いテープ、古いラジカセ。音はザリザリ。だけどほとばしる情熱!

ゆけ!DJムッキー&K子!
ひるむな!イントネーションなんか気にせず進め!


そして出来上がった渾身の力作テープを送りつけ、待つ事数日。
DJがこう言ったのを今でも忘れない。

今日はすごいテープが届いています。
もうこれを聴いた時は感動しました!このコーナー始まって以来の作品です。
送ってくれたのは○○町にお住まいのムッキーさんとK子さんの高2の女の子です。
とにかくまずは聴いてもらいましょう「MとKのハードデイズ・ナイト」です!



�堯福�∇゜)�堯福�∇゜)やったー!


そう、我々の声が茨城県全域に流れたのである。
いや声が流れた事ももちろん嬉しいのだが、自分たちで考えたものがかたちになり
それを選んでもらった事が本当に嬉しかった。


我々のハードデイズナイトは、その日の話題を独り占めし
結局【月間ナンバーワン】にも選ばれた。
月間ナンバーワンの賞品はLPレコード2枚(時代だ・・・そして地方局だ・・・)


「誰のLPが来るのかなあ。」
「きっとトシちゃんとモンキーズだよ。好きだって書いといたからな。」
「そうだよね♪楽しみ〜!」


待つ事数日、我々の元に届いたのは

野口五郎と榊原郁恵のLPだった。


(゜□゜)(゜□゜)・・・・


結局一度も聴く事はないまま、そのLPは今でも
K子ちゃんの実家のどこかで眠っている。







+・+・+オッサン君の独り言+・+・+

12/08 「ふらりと画廊に立ち寄る」ことなんてたぶん一生ないだろう。

12/07 どさくさに紛れれば楽天イーグルスに入団できるかも。

12/06 俺だってフランス人に生まれれば小粋なお洒落を楽しむ。

12/05 俺だって都内に住んでればオープンカフェで読書する。

12/04 松坂大輔、今が人生のピークでないことを祈る。

12/03 丹波哲郎。そろそろの兆し。

12/02 韓流の火付け役はヨン様じゃなくオジャパメン。

12/01 首のまわりにファーをあしらえば俺だってかしこまる。


ムッキー