ムッキーの初老日記
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2004年10月16日(土) 20年ってすごい

先日、スーパーに立ち寄った時のこと。
車を降りたと同時に呼び止められた。


木村ムッキー!?


旧姓のフルネームで呼ばれるなんて何年ぶりだろう。
ハッと見ると、見覚えのある顔。
私は記憶をグルグルグルと高速回転でめぐらせる。


「もしかしてゆりえ(仮名)?」

「そうそう!いやー久しぶりぃ!高校卒業以来だねぇ!」


彼女は中学高校と同じ学校で学んだ子だった。
なんだかんだと話をし、結構近所に住んでいることも判明。

彼女は結婚して今は花園ゆりえ(仮名)というそうで


「ぎゃっはははは!何だよずいぶんインチキくさい名前だなオイ。」

「そうなんだよー偽名っぽいでしょー。」


といって大笑いした。人の名前で大笑いするのもどうかと思うが
ゆりえは昔からそういうことを面白がる性格だったのを、私は忘れなかった。

懐かしいね、今度お茶でも飲もうねと電話番号を交換して別れた。


しかしあれだ。20年ぶりに会うのって、覚悟がいるような気がする。

20年ぶりにゆりえを見て、正直「年取ったなあ!」と思った。
誤解しないで欲しいのだが、ゆりえが特別老けたわけではない。

私の中でゆりえは、高三のままだったのだ。会ってなかったから。
「ゆりえ」と聞いて思い出すのは高校時代の彼女の顔だ。
18歳の花もさかりの娘さんが、いきなり39歳になって現れたら
そりゃあもう誰だってビックリたまげるであろう。

絶倫の倫ちゃんや、湖畔の恋人カオリちゃんや鹿島のK子ちゃんなど
高校時代、いや中学小学時代からつきあってる友達は多いが
別段老けたとも年取ったとも感じないのは、ずーっと彼女達を見ているからだ。


たぶん、ゆりえも心の中で「ムッキー老けたな」と思ったであろう。
彼女が思い出すムッキーも、きっと18歳のままだったろうから。


かなり昔にも書いた事があるが、やはり同窓会にはマメに出席するほうがいい。
逆にずっと欠席している同窓会には、もう一生出席すまいと心に決めた。

クラスメイトの心に、いつまでも15歳の私が残るように。



+・+・+オッサン君の独り言+・+・+

10/16 ビートルズの幻の音源はまだまだあるらしい。

10/15 知らずに食べるとカニクリームコロッケは危険。

10/14 マイレージが貯まるような仕事をしてみたい。

10/13 けなし合いは飽きたからもう投票日にしちゃえよ。

10/12 地震予知連絡会から連絡が来た事がない。

10/11 三度の飯より大切な物なんて、あるか!

10/10 ガッツの「わかった」は、わかっていない。

10/09 今、台風の目と、目が合ったような気がする。


ムッキー

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