ムッキーの初老日記
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2004年06月24日(木) パリに泣いた二人


昨日、水戸は30℃を越す猛暑。湿度も高く、不快指数は相当だったと思われる。
そんな中、いつものようにウォーキングをした私と湖畔の恋人カオリちゃん
朝一番で「相当暑くなるらしいよ。熱中症になっちゃうかもよ。」と彼女にメールすると


なんだよ、意気地がねえな(¬▽¬)
ムッキーが止めようってんなら、止めてもいいんだよ。』


という小憎らしい返事が返ってきたので、負けず嫌いの私は

『イヤ君が辛いかな〜と思っただけさ。ゼッタイ大昔の戦争(注:いくさ=行くさ)さ。」

とレスをして、炎天下を歩く事になった。


無口だ・・・。
話そうとして口を開けると、熱い空気が胸に流れ込みクラクラする。
やはりこんな日に歩こうなんて無謀であった。止める勇気も必要だったのだ。
カオリも、口には出さずとも考えている事は同じようだ。

彼女の横顔に「後悔」の二文字が浮かんでいるのを見逃しはしなかった。


「ねえ、今まで体験した大恥な出来事って、なに?」

と私。黙々と無言で歩く事に嫌気が差してきたのだ。
これではますますゴールが遠く感じるじゃないか。

「え・・・そうだなあ・・・ムッキーは?」死んだような瞳でカオリが言う。

「私か。私は恥多き人生を歩んできてるからたくさんあるけどさぁ・・・
二十歳ぐらいの時に、海帰りに友人とビーサンと短パンで
喫茶店と間違えて、小洒落たフランス料理店にぷら〜っと入ってしまった事かなぁ。
逃げる事も出来ず、こっちをチラチラ見るカップル達の視線に耐えながら
800円もするコーヒーと、1200円もするひと口サイズのケーキを
平静を装いつつも早食いし、何気ないふりしながらも逃げるように出て来たよ。
これはかなり大恥だったな。」

「マジで!私も昔同じような経験があるよ。
まだ結婚前に、マサカズ(夫君)と喫茶店だと思って入ったら
バカ高いレストランでさ、しょうがなくて一番安いコース食べたけど
それでも二人の有り金合わせても足りなくて、カードで支払ったんだよ。」

「ええー!それってどこで?店の名前なに?」

モ〇パリ。・・・もしやムッキーも!?」

「いや、違う店だ。でも店の名はパリジェ〇ヌ。」

パリつながり!」


だっははは(T凹T)(T凹T)はははは!


奇しくも同じような時期に同じような名前の店で、大恥をかいていた二人であった。
笑ったらちょっと暑さが和らいだような気がした。





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◆◇オッサン君の独り言◇◆

06/24 茨木じゃなくて、茨城。

06/23 美容室の洗髪は腰痛持ちにはキツイ。

06/22 ドラマの初回と最終回は見逃しがち。

06/21 シールを持つと貼りたい衝動を押さえきれない。

06/20 大量発生すると天変地異の前触れだと騒ぐ。

06/19 そんな嫌々踊るなら、CM断われよ伊藤英明。

06/18 もうクーラー病。

06/17 ねずみ小僧は小僧ではない。

06/16 どんな試合をすればセルジオ越後は満足なのか。


ムッキー

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