ムッキーの初老日記
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| 2003年12月13日(土) |
不思議な小さいスウェット |
オッサン君のパジャマ代わりのスウェットパンツが みんな毛玉だらけのボロボロになってきたので 1枚残しに全部捨てた。
あとで新しいのを買って来ようと思いつつ 人のことなのですっかり忘れていつも後回し。
まあ、朝洗濯すれば寝るまでには乾くし・・・と 結構長い間、1本きりのスウェットパンツで 綱渡り状態を続けていた。
が、先日の冷たい雨のせいで ついに夜までに乾かない日がやって来た。
「探せば何かあんだろ。」
と、オッサン君は自分の箪笥をごそごそと探し始め
「あ、あったあった。 おお?なんか新しいなこれ。いつ買ったんだっけ?」
と、一本の青いスウェットパンツを見つけ出した。
それは、全く見覚えのないものだった。 いつ買ったっけと問われても、買った記憶がない。 じゃあもらったのかと言うと、その覚えもない。 新品に近いが、微妙に新品ではない。
その上、サイズが小さい。 紳士用Mサイズ。 オッサン君には、LかLLじゃないと小さいのだ。
「お前のじゃねえのか?」
と、ムッキー用説も浮上したが 私は足首がゴムになっているものが大嫌いなので 自分用にこれを買うことはありえない。
いったい、この青いスウェットパンツは 誰が持ち込み、いつからここに存在していたのだろうか。
「まあいいや。一晩だけだし、これはいて寝ようっと。」
と、細かいことにこだわらない よく言えば大らかな、悪く言えば大雑把な 典型的O型のオッサン君は そのスウェットパンツをはきだした。
「・・・・��( ̄▽ ̄)なんじゃこりゃ!」
 オッサン君は、欠点だらけの男であるが、足だけは長い。
そのMサイズのパンツは、オッサン君には短すぎ まるで「麗しのサブリナ」のようになってしまった。
「ぎゃははは!ヘップバーン!」
「スネが寒いなこりゃ!」
「しかもなんか、ものすごくパッツンパッツンだなあ!」
「おう、なんか、デューク更家って雰囲気?」
そういって、パッツンパッツンでツンツルテンの スウェットをはいたオッサン君は クネックネッと、デューク歩きをはじめた。
(T▽T)ぎゃっはははは!
寝る前にひとしきり笑って、機嫌よく布団に入ったが 3分もしないでオッサン君はガバッと起き上がり
こんなキッツいのはいて寝られっかー!p(`□´)
と、おもむろにスウェットを脱ぎ捨て そのままパンツ一丁で眠ってしまった。
丈の短さは我慢できても、腹に食い込むゴムのきつさには さすがのオッサン君も耐え切れなかったようである。
この、誰のものでもない、どうしてウチにあるのかわからないスウェットは 次の日、当然のようにゴミに出された。
不思議な小さいスウェットのお話。
◆◇039◇◆
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ムッキー

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