ムッキーの初老日記
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| 2002年08月22日(木) |
いちご白書をもう一度 |
何故あんなことをしたのか、今でもわからない。
あの時のことを思い出すと、今でも強烈な恥ずかしさにいたたまれなくなる。
中三の美術の授業中だった。その日は教室で水彩画を描いた。
教室内は適度にざわざわしていた。
私は絵を描きながら、口の中でホントに小さく、鼻歌を口ずさんでいた。
いつか〜君といったぁ〜映画〜がまた来るぅ
バンバンの「いちご白書をもう一度」だ。何故この歌だったのかはおぼえていない。
絵の具を混ぜながら私の声はだんだん大きくなっていった。
授業〜を抜け出して〜二人で出かけた〜
すごく気持ちよく声が伸びる。なんだか私って歌が上手いか?ん?
後で聞いた話だが、そばの席に座っていた友達が気づき
「ムッキー、おいムッキー!ちょっと!」 と声を掛けてくれたらしいが記憶にない。
雨にやーぶれかけたぁ〜街角のポスターにぃぃ
このへんになると、周りの人にもちょっと聴こえ出したようで
「ん?」という雰囲気だったと、その友は語る。
過ぎ去った昔が〜鮮やかに甦るぅぅ
おいおい誰か歌ってるよ。誰だ。なんだ。ざわざわざわ。
私のノドは絶好調。ついに2番に突入した。
僕は無精ひげと〜髪を伸ばして〜 学生集会へも〜時々でっかけたぁ〜
ムッキーだよ。ムッキーだ。あいつ歌ってるよ。なんだあいつ。どうしちゃったんだ。
就職〜が決まってぇ〜髪をきーって来た時ぃ〜
この頃になるとまるで錦織健なみの声の張り方だったと、当時を振り返り友人は証言する。
そして、各テーブルを廻っていた先生の耳にも、遂にその歌声は届いた。
もお若〜くないさとぉ〜 君に言い訳したねえぇぇ
誰だー!歌ってんのはー!?(`□´)
その怒号でハッと我に返った。
え?今歌ってた!?私!?なんで!?
「誰だ!今歌ってたのは!今は音楽の時間じゃないぞ!」
先生はカンカンだった。友達はみな黙っていたが、U木という小憎らしい男子が立ち上がり
「今、ムッキーが歌ってましたー。」と告げ口した。
「ムッキー!オマエか!何歌ってたんだ!立て!」
「ハ、ハイ・・・」
「何歌ってたんだ今」
「い、いちご白書をもう一度です」
「オマエは授業中に大声張り上げて歌うほどバンバンが好きなのか!」
「い、いえ・・・いえ・・・」
「そんなにばんばひろふみが好きなのか。よし!もう一回歌え」
「どひー(T□T)!かか勘弁して下さい!」
「あ、いちご白書はもういい。バンバンの違う曲を歌え」
「そそそんな!」
そして私は有無も言わされず、バンバンの「縁切り寺」という曲を
クラスメイト全員の前で熱唱させられた。
その日から、私には「ばんばひろふみ好きの女」というレッテルが貼られ
卒業するまで言われ続けた。15歳の少女には不名誉なレッテルである。
今でもTVでばんばひろふみを見ると、この時の大恥体験が
鮮やか〜に〜甦るぅ〜(T▼T)
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー

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